見出し画像

最近の自分のファッションについて

今日は、家族で新年初売りセールに行ってきた。

実はここ1~2年、私は真剣に悩んでいることがある。それは、「どのような服を買っていいのかわからず、服が買えない」ということだ。

大学生の頃は、今よりも服が好きだった。買い物に行くとほしい服がたくさんあった。しかも、毎日私服で大学に行くことを考えると、とにかく服のレパートリーがほしい。そんな気持ちだった。

セールになると、かなり安くたくさんに手に入れることができるので、よく考えず、とにかく気に入ったものをどんどん買っていた。セールの時は人も多いので、試着の列に並ぶ気にもなれず、その服を見た感じで、買うかどうかを決めていた。

そうして家に帰って、買った服を着てみる。気に入ったものはとことん着るけれど、思っていた感じとなんか違う、という服もちらほらとある。全く着ずに、そのまま捨ててしまった服もあった。

そんなことを繰り返しながら、自分らしいなあと思える、そして周りからも私らしいと思ってもらえるようなファッションを楽しむことができていたような気がする。

けれど、冒頭にも書いたように、今の自分は本当にファッションを楽しむことができていない。なんとなく服が買えない。選べない。そんな日々が続いているのだ。

単純に自分なりのファッションを楽しむことができていた大学生の頃の自分と異なるのは大きくわけて2つあるように思う。

ひとつは「物に対する価値観」だと思う。社会人になってから、安月給ながらも、だんだん「自分が本当に気に入ったものだけを選びたい」と思うようになってきた。

しかしそうなると、優柔不断な私は、買い物をするときに「本当にこの服を買ってよいものか」と、とことん悩むようになってしまった。もう少し悩んでそれでもほしかったら買おうかな、即決したらただの衝動買いだから、後々後悔してしまうのかななど、「買う」という行為までの時間がとても長くなった。値段の高いものだと、なおさら決断できず、結局安いものを買ってしまうこともある。

服を買うときは、必ず試着をするようになった。試着をして気に入った服だけを買うようになった。しかし、試着をするという行為自体がとてもハードルが高く、試着する前は割と緊張する。自分が気になった服をいざ試着してみると、思っていたより似合わなかった服が多い。試着後はちょっとしょんぼりした気持ちになり、ほかの服を見る気になれないこともたまにあるくらいだ。

もうひとつが、「これ、自分になんか似合うな」と思う服が減ったことだ。

試着をして、自分に似合わないことに失望し、買い物をする気がなくなる。これは、ただ単純に自分の体型の変化のせいだと思う。(とっても太ってしまった。)

今日の初売りセールでも、人が多い中、何度も試着して似合うかどうかをみるようにしていた。試着室の全身鏡で自分の姿をみて、とても醜く感じてしまった。しかし、私は自分を客観的に見ることはとても大事だと感じた。ありのままの自分をしばらくじっと見つめて、今年はちょっと本気を出して痩せようと決意した。

今の時点で、あまりファッションを楽しめていない原因は、自分の体型にあるようだ。しかし、痩せても「自分が気に入ったものだけを買う」という価値観は大切にしたいと思う。

もし、少しでも良いと思っていただけだら、サポートしてくださるととっても嬉しいです。よろしくお願いします。