(ミステリー)突然教室が謎の悪臭につつまれた話【小学生時代の記憶を28歳の自分が考察してみた㉑】
ついに職場復帰し、仕事を思い出すことだけに奮闘したため疲労困憊のなかやです。うまいこと時間を活用して短くなったとしても出来るだけ更新していきたいと思います。
前回はちびまる子ちゃんの花輪くんに憧れて、クリスマスのデザートにスーパーでドリアンを買ってもらったときの話を書きました。人生いつでも一寸先は闇だということを感じさせられる内容となったと思います。そもそもあれ以来、スーパーでドリアンが売ってるのを見かけた記憶が無いのですごく大きな運命のめぐりあわせを感じます。詳しい人がいらっしゃったら教えてください。本編に入ります。
今回のお話は先に言っておくと、単純にめちゃくちゃ内容が汚いので、そちらを了承の末読んでいただくようお願いします。
それは本当に突然の出来事でした。昼休みか何かでみんな思い思いの時間を過ごしていました。しかしどこからともなく
「あれ?なんか臭くない?」
という声が上がったのです。確かにちょっと臭い。耐えられないほどではないが、何の臭いなのかまでは分からない、そんな感じの異臭でした。とにかくそんな臭いが教室を覆っていました。教室から一歩出て深呼吸して入り直してみると、臭いの結界と言うがごとく、明らかに外界とは違うもわっとした空気感と臭いの境界を感じました。当時の僕は、「この臭いの原因はきっと教室の中にあるはずだ」という仮説を立て、その当時割と仲の良かったトモキと臭いの原因について調べていました(トモキについては↓の記事をぜひ読んでみていただけると嬉しいです)。
しかし、どこを探しても臭いの原因を見つけることは出来ません。それどころか、臭いの結界は強さを増し、より強固になっているのを感じました。ちょっと気分が悪くなってきたのもあり、一旦僕はトモキと一緒にトイレに行くことにしました。用を足して、少し奥の方で用を足したトモキの方を見ると、内ももあたりから膝裏くらいまでトモキの足が汚れていることに気が付きました。珍しい所が汚れているなと思い、少し目を凝らした瞬間、僕に電流が走りました。
その汚れの正体はう〇ちだったのです。
明らかに茶黒く、不規則にトモキの両足を汚していました。完全に漏れに漏れたう〇ちだったのです。それと同時に、クラスを覆っていた異臭の正体はトモキのう〇ちだったという誰も予想だにしない答えを知ってしまいました。そして、何で一緒に原因を探っていたトモキが?という疑問と共に、何故臭いの結界が強まっていると感じたのかといった伏線の回収までもが一瞬で僕の中で駆け巡りました。今でもあの時のトモキの全体像は忘れられません。
しかし、その衝撃が大きすぎたためか、僕はその後のことを一切憶えていないのです。申し訳ありません。憶えていることは、「何とかこの事実を隠し通さなければいけない」と思っていたということだけです。結果的にクラス内でトモキがう〇ちを漏らしたということが話題になることは無かったので、僕とトモキによる隠ぺい工作はうまくいったのだと思います。少し短いですが、今日のおさらいです。
・突如発生した教室内異臭騒ぎ。
・トモキと一緒に原因を探るが分からず、一旦2人でトイレへ。
・原因はまさかのトモキの足にこびりついた漏らしたう〇ち。
・あまりのショックにそれ以降の僕の記憶が飛ぶ。
といった感じです。真実は時に残酷すぎるものですが、それを知って気が動転している中でもこの大事件の真相を隠し通すことが出来た当時の僕は本当によく頑張ったと思います。おそらくトモキサイドもこれがバレたら学校生活が終わってしまうという恐怖心から僕にすら言うことが出来なかったんだろうなと思うと、2人間で様々な思いや思考がぶつかっていたんだなと内容は汚いながらに面白いB級ミステリーだと思います。この話が何一つ話を脚色していないというところも本当に事実は小説よりも奇だと思います。5年生ももうそろそろ終わりが見えてきました。気長に読んでもらえると幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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