見出し画像

あらゆる悩みを消す方法(反応しない練習)

この記事は、

・人間関係でストレスを感じている人
・時間に追われて、心の余裕がない人
・将来のことを考えると不安になる人

という人に「反応しない練習」を紹介します。

人生で悩まない人はいません。
ブッタの合理的な考え方を理解することで
あらゆる悩みが消えていきます。

ここでは、悩みの正体や心の状態を理解する方法
最後に悩みを減らす考え方をまとめています。

これを読むことで一人でも多くの人に
悩みの少ない幸福な人生を歩んでもらえたら幸いです。


悩みの正体とは

心の反応

悩ましい現実を作り出しているのは、心の反応です。

悩みを整理すると
感情と関わりの2つに分かれます。

①感情
 不快な感情が生まれてくるのを防ぐ。湧いてしまった感情は、早めに解消する。

②関わり
 相手とどう関わるか考える。


反応する理由

4つのサイクルを繰り返しているのが人生です。
 1.求める心
 2.7つの欲求を生み出す
 3.欲求を満たす喜び or 欲求がかなわない不満が生まれる
 4.欲求に突き動かされて、反応する


7つの欲求
 ・生存力:生きたい
 ・睡眠欲:眠りたい
 ・食欲:食べたい
 ・性欲:交わりたい
 ・怠惰欲:ラクしたい
 ・感楽欲:音楽やファッションなどの感覚の快楽を味わいたい
 ・承認欲:認められたい


心の状態を理解するための3つの流れ

1. 言葉で確認する

心の状態を言葉に出します。
言葉にすることで、現状を客観的に観察でき、心が落ち着きます。

言葉にすることで、現状を客観的に観察でき、心が落ち着きます。
ぼくは、言葉で出すよりもA4用紙になぐり書きをして
自分の状態を理解するようにしています。

心の状態をよく見て、理解しましょう。
そうすることで、心がすっきりと軽くなります。


2. 感覚を意識する

マインドフルネスは、ストレスや疲れが溜まった心をリフレッシュする効果があります。

方法は、呼吸をしながら「お腹のふくらみ、縮み」や「鼻先を出入りする空気の感覚」を感じ取ります。

これを繰り返し行います。

意識することで、ムダな反応は止まり、心は静まり、深い落ち着きと集中が可能になります。


3. 分類する

心の状態を3種類に分けて理解します。

貪欲
過剰な欲求に駆られている状態です。
求めすぎ、期待しすぎ、焦り、人間関係をめぐる不満の人
この状態になると、自分自身が苦しくなり、相手を不幸にします。

怒り
不満・不快を感じている状態です。
過去への未練、後悔のある人。
自己嫌悪やコンプレックスなどの心の重荷を背負っている人
怒りを放おっておくのは、人生を損しています。

妄想
想像したり、考えたり、思い出したりと、アタマの中でぼんやりと何かを考えている状態です。
仕事や家事に追われていると感じたり、この先どうなるのだろうと不意に不安に駆られたり、悲しい過去を振り返って落ち込んでしまう心境です。


悩みを減らす

悩みを半分にする

心の半分を前に、もう半分を後ろに使う

前を見る心
 そのままの相手を見る。
 反応しない。
 ただ理解に徹する。
  ・その言葉が理解できるなら「わかります」と
  ・わからなければ、「今はわからない」と

心の内側を見る心
 自分の「反応」を見る。
 貪欲か、怒りか、妄想か
 反応があるコト自体は、普通です。
 なるべく反応しないように努めましょう。


人生の4つの心構え(慈悲喜捨)

心の土台に、人生のモチベーションにすえてみる。


相手の幸せを願う心
家族・子どもが幸せであってほしいと思うこと


相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解すること
身近な人が病気にかかったり、悩んでいたら、こちらも苦しみを感じること


相手の喜び・楽しさをそのまま理解すること
子どもが公園で楽しそうに遊んでいるのを見て、幸せを感じること


手放す心、捨て置く心、反応しない心
相手を許す、過去の怒りを手放すこと


まとめ

・ブッタの悩みへの考え方
  1.現実を見すえる
  2.その原因を理解する
  3.解決の方法を実践する

・知れば劇的に変化はしないが、実践するだけで少しづつ悩みが減る

・承認欲を求めずに、他者貢献をすることが幸福へ繋がるだろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?