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部下の能力を引き上げるためのコーチングについて

この記事は、

・部下の能力を引き上げたい人
・コミュニケーションを円滑にしたい人
・人間関係のトラブルが少なくなるコミュニケーション知りたい人

という人に、まこなり社長も勧めていた。
「目からうろこのコーチング」について紹介します。


コーチングをするために必要なこと

コーチングとは、会話によって相手の優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、自発的に行動することを促す「コミュニケーションスキル」のことです。

目標は、相手の可能性を引き出し、自分で考え行動することをサポートすることです。

会話をする相手なら家族、友人、部下など誰に対してもコーチングできます。
そして、必ずしも管理職(目上)がコーチングをしなくていい
部下が上司へ、子供が親へコーチングすることもできます。
コーチングする人と相手は対等という立場をとります。

コーチングする人は、「聴いて、受け入れて、質問する」をします。
余計なアドバイスや自分の意見を言わず、相手のサポートに徹して下さい。
ここには、ひとは自分で「答」にたどり着いたときだけ前進できる。
ひとは他人から命令されても軽やかに動けない。
その答は、そのひとの中にあるというコーチングの考え方あるからです。

経験がありませんか?
悩みを話していたら自分で解決していたこと
上司から教えてもらったことよりも自分で気づいたことのほうが記憶に残っていること
ぼくには、この経験がたくさんあります。


部下へのコーチング方法

自発的に考えさせるには

よく考えて報告しろ、自分の頭で考えろという表現で命令したことはありませんか?
ひとは「考えろ」と命令されても考えません
ぼくは、その言葉をたくさん使い、部下が自分で考えてくれないと嘆いていました。
考えさせたかったら、質問することが一番有効です。
コーチングする人の質問によって相手の意識を潜在能力に向かわせることができます。
自分の潜在能力がどこにあるか、どう探せばいいかは誰にも分かりません。
質問に答えるうちに、それが刺激となり答にたどり着きます。
長い目で見守りましょう。

目標を宣言させる

大きくても小さくても今の達成目標を宣言する。
具体的には、成功した姿と達成目標を宣言することです。
宣言することで意識が成功することに結びつき、
成功への方法論やチャンスにアンテナをはります。
新しい行動は、リスクが伴うため、行動することを躊躇します。
しかし、リスクを乗り越えるからこそ、成功と言えます。
宣言することで行動しなくてはいけない環境を作るといいかもしれません。

ぼくの職場では、半年後の目標を自分たちで決めて
その目標を朝のミーティングで毎日報告するようにしています。
半年経過したら、1on1面接をして次の目標についてコーチングしています。

コーチングによる3つの成果

1つ目、質問を中心とした情報伝達により、風通しがよくなります。
これにより、上司が相談しやすくなり仕事に対する意識レベルが上がります。
2つ目、命令ではなく、自分の選択で行動できるようになります。
これにより、自分で行動の選択ができるようになるので楽しさが生まれます。
3つ目、信じることで、上司と部下の関係が温まります。
一人ひとりにやる気が出て、組織そのものにも活気が生まれます。


相手に伝える方法

Iメッセージ

Iメッセージとは、「今ここで」の自分の感じ方・思いを率直に表現した言葉です。
この方法で伝えることで相手を勇気づけ、動かし、刺激し、行動させます。

Youメッセージ

Youメッセージとは、相手を主語にしてメッセージと伝える言葉です。
相手を主語にして話すと攻撃的に聞こえ、トラブルが起こることもあります。

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