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技術者が教えるキャンピングカーDIYにおけるテスターの使い方

みなさんこんばんは。自動車メーカー勤務のサラリーマンが車中泊専用車、自作キャンピングカーを作っているV A N W E E K E N Dです。V A N W E E K E N Dでは初心者の方でも自作でキャンピングカーを作れるように情報を発信しています。

■今日のテーマ
今日のテーマはテスターについて記事にしてみました。自作キャンピングカーでは、天井にL E Dライト取り付けたり、蛇口用にウォータポンプをつけたりと電装品を取り付けることで車中泊生活がかなり快適になりよね。ただ、電装品を取り付けるのに必要になるが電装の知識ですが、今回はその中でもテスターの使い方を初心者の方にできるだけわかりやすく記事にします。

■今回の問題点
V A N W E E K E N Dでは車中泊や自作キャンピングカーの情報交換する場として「車中泊情報共有会」というグループがあります。その中で会員の方が蛇口のウォータポンプを作ることになりましたが、ウォータポンプのスイッチを組み付ける際にスイッチは注文したもののスイッチにいろんな配線がついている上に説明書がついてなく、正しい配線がわからないと質問をいただきました。なので、今回はテスターを使ってお悩みを解決できればいいなと思います。
車中泊用シンクと蛇口の作り方

https://youtu.be/XxJzkhDc_no

■最後まで読んで頂くと
この記事を最後まで読んで頂くと、自作キャンピングカーにおけるテスターの知識が身につきさらに自作キャンピングカー作りが楽しくなると思います。

■テスターとは
先ほどからテスター、テスターと言っていますが、テスターの正式名称はサーキットテスターと呼ばれています。サーキットテスターは回路の電圧や電流を確認したり、導通を確認したりと使い方は様々です。特に自作キャンピングカーでは電圧の見方と導通の確認の仕方をお伝えします。
■抵抗とは
VA N会員の悩みを解決するために今回は抵抗の話をしていきます。下の図を見てみてください。どうですか?もう嫌になりました?回路図を見ただけで嫌悪感を抱くかも知れませんが、安心してください。電気や回路図のことは語り出せば終わりませんが、V A N W E E K E N Dでは覚えることは電圧と抵抗だけので楽勝ですよ!

スライド3

回路は上の図の様に赤(プラス)から黒(マイナス)に向かうことで電気が流れる仕組みになっています。例えば電球を回路の中に組み込むことで電気が光るようになっています。
ただ、このままの回路だとバッテリーのマイナスとプラスがくっついていればずっと電球が光りっぱなしになりますよね?では下の図のように回路の途中を切ったらどうでしょう?

スライド4

はい。その通りです。回路の途中でを切ってしまえば点灯していた電球を点灯しなくなるので。このように簡単なことですが、回路の途中をつけたり切ったりすること役割をスイッチが担っているのです。

■実際のスイッチ

実際に届いたスイッチが上の図になります。端子が四つあるので、予想ではプラスが赤、マイナスが黒、緑二つはL E D用と予測できますが実際の配線の役割はわからないですよね。このままではウォータポンプに繋げたところでまともに動かないとでしょう。ということで説明書がない場合でも最低限スイッチとしての役割を機能させたいので、どの配線組合せが正しいかテスターで確認していきましょう!

スライド2


僕が使っているテスターはS A N W Aのテスターです。今後もV A N W E E K E N Dではこのテスターを使って説明していきますので、同じテスターを買うとわかりやすいと思います!

まず手順今回使うテスターの機能は抵抗レンジという機能を使います。抵抗レンジを主に回路が断線していないかに使用するレンジを言います。この抵抗レンジを使うことで複雑なスイッチも配線の役割を当てることができます。

スライド6

① テスト棒を挿す。
テスターを購入すると赤色のテスト棒と黒色のテスト棒が一つづ同梱されています。赤色のテスト棒は+に黒色のテスト棒はCOMに挿入してください。ここでの注意点として赤色のテスト棒を黄色の10AやmAと表示されている端子に挿すと正しい抵抗を図れなくなるので挿さないでください。
② 切替えレンジをΩに切り替える
中央にあるΩ(オウム)レンジに切替えましょう。
③ S E L E C Tを押してオウムレンジにする
左上にS E L E C TがあるのでΩの記号が出るまで押してください。この時スピーカーマークがあると抵抗があると音で知らせてくれるのでスピーカーマークも表示させましょう。

■実際に使ってみよう(会員さんのお悩み解決)
それでは実際に点検してみましょう!

今手元にあるスイッチの配線色が赤、黒、青、緑白なので、表を作りましょう。縦軸と横軸に4色書いていきます。もちろん組み合わせができないものは斜線を引きます。
次にテスターを上で説明した様に設定した状態にしスイッチをオンにしたまま、測定していきましょう。測定した時にO L(オーバーロード)または0Ωの2パターンが表示されたと思います。
あとはひとづつ表を埋めていきましょう。左上から赤と黒、赤と青・・・の様に。
すると下の表の様になりませんか?

スライド8

僕が持っているスイッチの場合は白と青の組み合わせのみが0Ωとなりました。もちろんスイッチをオフにすれば0ΩからO Lに変わると思います。この変化する組み合わせがスイッチの機能になるのです!
あとは下の回路図の様に回路に組み混んであげれば回路が成立します。ちなみに下がウォータポンプの回路です。意外と簡単ですよね!左上が今回のスイッチになります。詳しい蛇口の作り方はリンクよりどうぞ。

スライド9


蛇口の作り方
https://www.youtube.com/watch?v=cpOHLlE5gd8&t=1049s


いかがだったでしょうか。今回はテスターを使ったスイッチの配線の見分けかたについてお伝えしました。V A N W E E K E N Dではこのようにキャンピングカー作りで役立つ知識を共有していくのでぜひV A N会員になってみてください!

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