日本化粧品検定を受けて来ました(20210523)
日本化粧品検定の1級を受けて来ました。
会場はTOC五反田メッセ。
受験者層ゆえに会場は華やかな女性ばかり。
試験は択一マークシート60問。
制限時間60分で、30分後から途中退室可能。
自分は40分くらいでマークの確認とさっと見直しをして退出しました。
準備して臨めば、ゆっくり解いてもこのくらいだと思います。
合格ラインは7割で、受験層の偏りによって変動し得るとのこと。
なお、回答用紙と問題集は回収されるため、自己採点は不可。
対策は、協会の公式テキストと対策問題集を使いました。
テキストに目を通して、対策問題集を一周(一週間前〜前日)。
対策問題集の予想問題を一周(当日朝)。
この時のスコアが51/60でした。
当日の試験は、体感では対策問題から5〜7割、オリジナルが3〜5割といった印象。
もっと準備をしてテキストを読み込めば安心出来る親切設計。
この試験は化粧品および医薬部外品の知識をさらっと身に付けたいと思って受けました。
私は薬剤師の資格を有しているのですが、薬剤師はあくまで医薬品を中心に学んでいます。
薬機法では医薬品の規制がもっとも厳しく、医薬部外品と化粧品はその規制が緩められたもの、医療機器と再生医療等製品は規制をやや緩めた上で独自の規制を追加したもの、であると私は認識しています。
ですので、医薬品が分かれば他の薬機法の製品群もちょっと勉強すれば分かるよね?というのが薬剤師に与えられている"みなし規定"だったりするのですが、それは当然学ばないと知り得ないことがあるということです。
今回はそういった化粧品と医薬部外品に関わる知識(特に規制を中心に)を学ぶために受けたのでした。
化粧品業界に転職しようとする場合に、話のネタくらいにはなるかもしれないという邪な気持ちもありました。
ちなみに医薬部外品は医薬品の販売規制を緩めたり、化粧品の規制を強めたりするために設けられたカテゴリだと認識しています。
"準"医薬品、化粧品"プラス"といったイメージ。
この試験の良いところは、こういったところでしょうか。
・民間資格ですが法規制に関する問いがしっかりしているところ。
・民間資格にありがちな更新が不要なこと。
・しっかり対策をすれば、合格は可能であろうということ(ギャンブル性の高い資格試験ではない)。
まぁ、結果はどうなのでしょうか...
帰りに五反田のブックオフで経済学のテキストを買いました。
・麻生『ミクロ経済学入門』
・二神『マクロ経済学』
・吉井他『現代ロシア経済論』
学ばねばなりません、院生として><
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