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また強迫観念が、、、。そんな時、僕がいつも取り組んでいること。

昨日、また強迫性障害の症状が出てきた。

それは、冷蔵庫の中の作り置きしてあった料理のお皿を取ろうとした際のこと。

2つのお皿を持とうとしたらツルっと滑って危うく落としそうになったが、ギリギリ冷蔵庫と体で上手く挟んでキャッチしてなんとか地面に落とさず、お皿も割れずに済んだ。

ここまでは良かった。

その後、その冷蔵庫を見てみるとお皿によって着いた擦り傷と銀色の色のついたところがほんの少しだけ取れて下地の白色が見えていた。(冷蔵庫は白色だが部分的に銀色のところもあるため)

それを見た時、自分が高価な冷蔵庫を傷つけてしまったという罪悪感や後悔の念、完璧な冷蔵庫でなくなってしまった消失感などがどんどん出てきて、『なんでこんなことしてしまったんだ俺は、、、』という感情が溢れ、終いにはその傷を満足するまで何度も何度も見返して肯定的に解釈しようとするが負のサイクルからは抜けられず、逆にどんどん気になってしまって他のことに手をつけられなくなってしまっていた。

今回もかなり苦しんだ。

だけど以前読んだ書籍の『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35』という本を取り出してもう一度読んでみた(これは自分では解決できないと踏んだ場合良く取る行動のひとつ)。


僕はこの本をいつも辞書変わりに自分に当てはまるところに付箋を貼っていつでも読み返せるようにしている。

そこに書いてあった今回参考にした部分は、

・頭の中であれこれ考えたり、回想したりしないこと。考えれば考える程、正解から遠ざかる。強迫性障害の人は、とにかく物事を深く考え過ぎである。
→これも、一種の習慣だから最初は辛くてもだんだん意識して努力していげば必ず良い癖が付いてくる。

・気にするから気になる
→最初に浮かんだ強迫観念はどうすることもできないが、その強迫観念について、できるだけ考えないように努力して、他のことに着手することが重要。強迫行為への衝動を押え込もうとするのではなく、それらの衝動を無視して、何か他のことに着手する努力が大事。
いくら押さえ込もうと努力しても、押さえられるような相手ではない(確かにその通り!)。

・同じ所(気になる箇所)を何度も見てはいけない。
→何でもしつこく見過ぎると、今まで気付かなかった些細な傷も気になり出す。少なくとも最初の一、二回程度に留めておく。
強迫性障害の人は安心しようとして傷を何度も見ようとするが(確認行為)、これをすると結果的に裏目に出てどんどんと本人にとって不利な状況証拠が次々と現れてくる。

そして、この本で一貫して伝えていることは、

強迫観念に襲われても我慢することが大事。
一つの強迫行為は、一時的な安心は得られても長期的には次の強迫観念に繋がっている。
だから無視して別のことをする!!
それがだんだんと習慣になる!!

ということだ。

何でも、強迫観念にとらわれている人は脳の一箇所がオーバーヒートしている状況らしい。

だから他のことをやって熱を冷まさないといけない。

僕も今回、かなり辛いし苦しみながらも別のことをしながらなるべく考えないようにして、ここ数日間で時間経過と共にだんだんとその強迫観念が薄れてきている実感がある。

ひとまず今回はこれで落ち着きそう。

まだまだ困難はあるし、また同じように出てくる瞬間があると思うが、負けずに立ち向かおうと思う!

同じ悩みを持ってる皆さんも一緒に頑張りましょうね!!

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《偶然は必然》

《carpe diem》

『人生はいまここにしかない』 

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