この時代に?!
本日レビューするゲームはこちら
ポリスノーツ
発売元コナミ
メタルギアソリッドシリーズを作る前の小島組が制作したアドベンチャーゲーム。プレイステーション、セガサターンで発売
プロローグ
2010年、人類はラグランジュ・ポイント5に、オニール型スペースコロニー「BEYOND COAST」(ビヨンド・コースト)を完成させ、移住を開始した。
そして2013年、宇宙への一般市民の大量移住に対応すべく、世界中から選抜された5人の警察官が宇宙飛行士としての訓練を受け、BEYONDの治安を守るべく配備された。警官(POLICE)であり宇宙飛行士(ASTRONAUTS)である彼らを、人々は「ポリスノーツ」(POLICENAUTS)と呼んだ。
最初のポリスノーツ「オリジナル・コップ」の一人であるジョナサン・イングラムは、任務中に発生した事故のため、宇宙空間を漂流することとなる。後に人工冬眠状態で眠っていた彼が奇跡的に救助された時、外界では既に25年の年月が過ぎていた。
時代から取り残され、宇宙恐怖症(コスモフォビア:cosmophobia)となったジョナサンは、オールドロス(ロサンゼルス)のスラムで私立探偵を営み、日々の食い扶持を稼いでいた。そんな彼の元にある日、BEYONDから一人の依頼人が訪れる。その人物の名はロレイン・北条。かつての自分の妻であった。彼女はジョナサンに「行方不明となった再婚相手を捜索してほしい」という依頼をする。懐かしき邂逅、他人の妻となってしまった目の前の女性に対する複雑な想い、かつての伴侶の願いを聞き届けたいという気持ちと再び宇宙に出る事への躊躇いなどの様々な感情から、ジョナサンは引き受けるかどうかは即断しなかった。しかし、また来ると言い去っていったロレインは彼の目の前で彼女の車の爆破によって息絶えてしまう。
事件の背後には何があるのか、ロレインはなぜ死ななければならなかったのか。真相を探るため、ジョナサンは再びBEYONDへと向かう事を決意した。
調べる
話す
移動する
が基本のアドベンチャーらしいシステム
最初は単調になりがちかなあと思いつつ、ストーリーの盛り上がりが素晴らしく、やめ時を失うほど作り込まれています。
特にキャラ同士の掛け合い、緊迫のシーンからのムービーは圧巻 飽きさせない工夫が随所に見られる作品 今、プレイしてみるとこのゲームの発売が1994年 脚本が近未来的でここまで、脚本は考えていたのか!と驚かれた作品 今では当たり前になりつつある電子タバコのようなものが出ていたり、DNA鑑定や検死などロボットがやっている描写があります。
プレイできる環境の方は是非やってほしい作品の1つ
いい点
昔ながらのアドベンチャーゲームだが、今やっても面白い
キャラの個性が立っている 好きなキャラができるはず
ミニゲームをクリアしないと起こらないイベントもある
悪い点
展開がわかりやすい ドラマのような感覚なので、予想してプレイするとあっさりしている
ミニゲームの難易度が高い
最後はほぼアクションゲーム 少し疲労感が勝ってしまった感がある
専門用語が多い
とっつきにくい点
総評
ハードの差はあるものの、物語の全体は変わらず 面白い ミニゲームがなければ、もう少しテンポがいい作品だった
この手のアドベンチャーゲームが戻ってきてほしいなあと思う
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?