斜に構えてしまっている自分にかけたい言葉
僕のヒーローアカデミアに登場する爆豪勝己くんの名言から、斜に構えてしまっている時に振り返りたい言葉を紹介したいと思います。
そもそも、斜に構えてしまっている自分を自覚的になれるのか?
という問題はあると思います。
例えば、
・この上司(先輩)のことは信頼していない
・人に言われたことをやるのが嫌だ、気が乗らない
・自分が成果を出すと、あの人の成果にも繋がりそうで気乗りしない
・あの人と同じようなやり方はとりたくない、癪に障る
そんなことを感じたことはありませんか?
上記のように感じるのはいろいろな背景があるのだと思いますが、自分の心の中に葛藤があるとき。それが斜に構えている状態なのだと思います。
ただ、この葛藤というのは、なかなか自分で気づけないですよね。「そんなことを言っていても仕方ない」といった気持ちがあるけど、その声は小さすぎて自分の脳みそには届きません。だから、分かっていても、ちょっと嫌味な態度やネガティブな発言に繋がってしまうのだと思います。
そんな時に紹介したいのが次の言葉です。主人公の好敵手であり、仲間である爆豪くんは、仮免許の講習にて、やんちゃな幼稚園児たちをまとめるという課題を課されました。これがなかなかに手強く、話を聞いてくれないし、暴れまわるし、散々な状況。
ですが、そんな中、ヒーローとはカッコ良いことを示すため、個性は戦いのために使うだけではなく、いろいろな使い方ができるということを示して視野を広げ、一気に園児たちの気持ちを掴みます。
ですが、そのボス的な存在の1人の園児だけは別です。なかなか心を開こうとしません。
そんな中、その園児に向かって、爆豪くんは言うのです。
そうなんです。
結局、斜に構えている、ということは、相手を見下してしまっており、自分を相手より上の立ち位置だと勘違いしている、ということなんですよね。そもそも、人には上も下もありません。
でも、上から見ているというのは、自分が見えていない。つまり、自分の弱さにも、課題にも気づけない。それは自分の成長を止めてしまう。ということでもあるのだと思います。
見下している相手より、どんどん自分を押し下げていってしまう行為でもあるという、なんとも皮肉めいた状況だという、深い言葉だなと思います。
犬は相手を自分より上か下か序列をつけると聞きます。
人間である我々が相手を自分より上なのか、下なのか、序列づけることがどれほど愚かなことであるのか、教えてくれるような気がします。
何か気分が晴れないとき。斜に構えている自分を何となく感じる時。この言葉を思い出し、自分に問いかけてみる機会になれば幸いです。
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