Otona学習 第一弾 マーケティング編     売れない商品はターゲットとセールスポイントがズレている

Otona学習の時間です。第一弾はマーケティングについてです。私自身これから必要なスキルと考えているため、今回「ヒットをつくる調べ方の教科書」を参考にシェアさせていただければと思います。

まず、マーケティングで何ですか?と感じる方もいらっしゃるかと思いま
す。私自身も始めは同じ感情を抱いていました。

本書で「マーケティング」とは、ターゲットに自分の提供する価値が売れる仕組みをつくる活動と述べています。私もそう思います。

売れる商品は適切な「ターゲット」と「セールスポイント」を設定しており、売れない商品は、どちらかがズレているのか、両方ズレているのかに分類されます。そのため、売れる商品にするためには、正しい「ターゲット」と「セールスポイント」を見つけることが不可欠になります。
しかし、その 2 つの事柄を見つけることが難しいのが現状で、調べるコツ(リサーチ)をつかむことが重要になってきます。そのコツを本書が説明しております。またリサーチが大切なことを述べています。

結論、リサーチはビジネスに直結するものです。なぜ必要なのか、メリットをお伝えします。

【リサーチを使う 4 つのメリット】
・ヤマ勘に頼らず、意思決定の精度が上がる。
・良いファクトを掴めると、売り方が見えてきて、無駄なお金を使わなくてよいくなる。
・ファクトベースに、多様な角度から知識を出し合って最適解を導き出せる生産的な会議ができるようになり、無駄な時間を使わなくなる。
・新しい時代への適応を妨げ、イノベーションを妨げる自分の中の思い込みを発見しやすくなり、精神的な提案ができるようになる

リサーチを使うことがある人は 35.6 %、普段リサーチする人になると7.6%という結果に。この状況を皆さんはどうお考でしょうか?少ないと思いますか?いやいや多いでしょ。と思いますか?
私は少ないと感じました。ただ、裏を返せばちゃんと考えております。リサーチを使いこなせれば、ヒットを生み出すのに大きなアドバンテージを得ることになります。

「ターゲット」と「セーするポイント」をリサーチで的確に絞り込まなければ、お金、時間、労力といったあなたの投資は無駄打ちになる可能性が高くなります。このことは 50 年以上も前からわかっている本質だそうです。

「リサーチ」私自身も始めは本当に使いこなすことができても成果につながるのか疑問に思っている部分があります。

本書では、よくある疑問に対して回答しております。

1.「リサーチは既にやっている。ただ新規性のある結果を得られたためしがない」
→これはリサーチよくある失敗になるそうです。原因は、調べるべきことの明確化、アンケートやヒヤリングのリサーチの使い方にあると本章は述べています。

2. 「ビックデータ、AIは厳しい、、、」
→ビックデータから新しい発見を得てヒットに繋げることに成功した事例はあります。しかし、やみくもに手をつけたものの、プロでも見つけられないこともあるそうです。
そこで必要なのは達成したい目的に合わせてデータそのものを手に入れる・設計することが重要なのです。

3. 「個々の価値観がバラバラの時代、リサーチしても整理できないのでは?」
→ 個々の価値観がバラバラな時代だからこと、リサーチが有効と考えます。
多様性は求められる現代、マジョリティに合わせる従来のマーケティングに限界が近づき始めているそうです。そのため、これからの時代に合ったマーケティング手法が必要なのです。つまり、多様性を価値として積極的に捉えていく必要があるのです。具体的には、企業活動をリデザイン、持続的な成長モデルの再構築を行う包括的なマーケティングになります。その手法は商品やサービスの開発されていく中で、多様な人の意見を入れていくことになります。その人ならではのニーズは当人しかわからないことなので、リサーチが必要なのです。

4. 「猛烈なスピードで世界が変化していく今後も、リサーチは通用するのか?」
→ リサーチは、世界が大きく変わろうとしている時こそ、より必要性が高まるスキルと本書では述べています。
世界が変化する中で「生まれる消費」と「消え去る消費」があり、何が新たに定着するのか。など、新しい価値をいち早く見極め、投資していくことが重要になってきます。そこで過去の常識にとらわれずに考えられるリサーチが必要になってきます。

まずは、なぜマーケティング、リサーチがビジネスで必要なのか述べました。次回は「ターゲット」と「セールスポイント」を絞り込む 3 つのステップをお伝えいたします。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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