#タケウチ春のバックバンド祭り
#タケウチ春のバックバンド祭り
この春、何のタイミングかはわからないけど自分のバンド『フラチナリズム』の活動とは別にいわゆる"バックバンド"としてベースを弾く機会をたくさんもらった。
これはまとめて一個の発信になるぞと思ってTwitterではそれに関わるつぶやきの時は『#タケウチ春のバックバンド祭り』を付けるようにしております。
その中で
自分が人より出来るものは何なのか?
ということと、
自分の活動においてはそれを発信することが大切なんだな
ということを今まで以上に思った。
という話です。
2種類ある
まずは先に"#タケウチ春のバックバンド祭り"の中でも2種類あるということを説明しようと思います。
①は4/3にやった
天使もえ『きみとパンツ』リリース記念リターンLIVE
そして5/5に予定している(7/4に延期になりました)
野村誠一ウイングスジャパン presents BLIEVE IN YOURSELF 2021 ライブイベント
です。
この2つは会社から降りてきたもので、
要は会社の繋がりでバックバンドを探してる所にハマった感じです。
そして②はツアーメンバーとして回らせてもらい先日無事ファイナルを終えた
降幡愛 1st Live Tour APOLLO
です。
これは俺を指名してくれたもの。
この2種類があります。
心構えは違うものの、どちらもそのライブが最高のものになるように力を注ぐということに変わりはありませんが、今回の話はこの内②の"俺を指名してくれたもの"に関係してきます。
そりゃ自分だけでは決められない
最初その話をいただいた時の感想は正直、
『え?マジで?』
でした。
今まで何度かバックバンドをやらせてもらったことはあるんですが、イベントで共演したアーティストとそのイベント内でコラボという形で演奏したものを除けば、それは全て先述した"バックバンドを探してるとこにハマった"ものでした。
それが急なご指名。
そりゃ『マジで?』ってなりますよw
俺の気持ちとしてはもう二つ返事でOK出したいとこでしたが、
ツアーメンバーとなると先々のスケジュールも早い段階で決まっていく中で自分のバンドとの兼ね合いが大丈夫だろうか?
という心配がありました。
自分としては
これは絶対プラスになる!なんとかスケジュールはやりくりするべし!平行してやれる!むしろやる!
って感じだったんですが、
バンドは集合体ですから、
もしかしたらバンドのスケジュールに影響するかもしれないという可能性がある限り自分の気持ち一つでは決められないと思ってメンバー1人1人に電話しました。
1人でも
「それはこっちに影響出そうだからちょっと考えもんだな」
という意見の人がいたらこのお話はお断りしようと思ってました。
ところがそんな思いは全くの杞憂で、全員
「そんなのやった方がいいに決まってる」
的なことを言ってくれまして、ありがたくお話を受けました。
自分の一番を忘れてた
このお話をもらったということを改めて考えてみた時、
『俺がこれまでの人生で一番時間かけてきた人より少しはできること』
要は『固有スキル』ってそういや"ベース弾くこと"だよな。
ということに気づきました。
これは他の人と比べた時の話ではなく『自分の中で一番』ということです。
他の人と比べたらそんなん上には幾らでもいるし、自分を落ち込ませるための・自分の足を止めるための比較なんて意味ないと思ってますしね。
そして、そこからこう思いました。
(え、じゃあそれもちゃんと前面に押し出さないとダメなんじゃない?)
醤油ラーメンがメニュー表にないラーメン屋
今までは、極端に言うと『いかにキワいこと・オモロイことをして他より目立つか』ということが自分の発信に対する意識のメインだったような気がします。
それこそベース関連の発信をしても埋もれちゃうんだろうなと、思っていました。
でもまた別の可能性に気づきました。
自分の足を止めるための比較なんて意味ないって思ってるけど、もしかして俺それやっちゃってない?
と。
他よりキワいこと・オモロイことをやるのは必要なだけど、
それを前面に押し出すことも必要だけど、
それ"だけ"だと芯食わせられないんじゃないか?
と。
それまでの自分は例えば、
自分のお店では醤油ラーメンが一番美味いと思ってるけど他より目立ちたいからクリームソーダラーメンを作り、メニューには醤油ラーメンは載ってない
という状態だったような気がしました。
そりゃ、メニューにも載ってないのであればそれを注文するお客さんなんていないですもんね。
やっぱりそう。かも?
そこの可能性に気づいてから、ベースに関する発信も意識してするようにしました。
それまでの感じは保ちつつも、です。
ちゃんと醤油ラーメンもクリームソーダラーメンと同じくらいの大きさでメニューに載せ始めた、ってことです。
するといきなり景色が少し変わりました。
冒頭に書いたバックバンドの話とはまた別で、
ライブでベース弾いてくれないか?
という話をもらい、
それと同じタイミングで、
『レコーディングすることがあったら、ベースはタケウチを候補に入れていい?』
という話をしてもらいました。
やっぱり、そういうことかも?
まだただのタイミングなのかもしれないという可能性もありますが、やっぱり自分の一番を発信していくのって大切だなと、そう思いました。
という話でした!
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