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ブランディングがCSR?

こんにちは。
Move Emotions株式会社代表の當間です。

さて、前回はブランディングをする上では
差別化する事よりも、経営者や開発者の強い想いが大切
ということを書きました。

この想いが人々の共感を呼び、行動へと促します。

そして、実際に商品やサービスを体験することによって
実際にその体験が想像以上であれば、信頼に変わっていきます。

強いブランドには必ず、信頼があります。

「あのブランドの製品だったら、間違いないだろう。」

「新作が出たら、絶対買う。」

という噂に惑わされない絶対的な信頼があります。

この信頼の中には、
様々なプラスの感情があります。


好きな商品・サービスを買って

幸せになれる。

ワクワクする。

安心する。

こうした人々にプラスの感情を生み出せるということは
事業活動を通して、社会に貢献していると言えるでしょう。

似たり寄ったりの商品の中から選ぶよりも、
それぞれの商品がブランディングされて
個性の際立った商品の中から自分に一番合ったものを選べる。

そんな多様で豊かな世の中の方が、人々は幸せになれると思う。

だからこそ、ブランディングはCSR(企業の社会的責任)を果たす側面も持っていると考えるのです。


一つ例をあげるとすると、
前の記事にも書かせていただいたカルチュア・コンビニエンス・クラブでは
図書館事業も行っています。


佐賀県の武雄市図書館はCCCが担当することによって、
来訪者数は3.6倍の年間92万人が訪れるようになりました。

図書館事業を通じて、本を読む人が増えて
知識を得る人が増える。

・料理の本を読んで知識を得たら、料理を作りたくなるように

・旅行雑誌を読んだら、旅行にいきたくなるように

人は知識が増えればその知識を使いたくなり、
何か物を買ったり、サービスを受けたりと行動につながっていきます。

その行動が、地域の経済を潤していくのです。

これって事業活動を通して、
地域や社会をより良いものにしていくことだと思います。

これは一例でありますが、どの事業でも
そういった社会貢献的な側面はあると思います。

どの事業も、世の中のため、人々のために役立つことに違いはありません。

しかし、利益をあまりにも追従するあまり
社会に対して貢献していくことではなく
売ること、そして利益を出すことが目的になってしまうことが
往々にしてあります。

利益を出すことはもちろん大事です。
ですが、その利益は安定した社会があってこそです。

社会に対して、役目を果たすという志を
社会に対して、どう伝えていくか。

これは、お客様に対して約束事を掲げて
世の中にどう伝えていくかという
ブランディングの一環と同じです。

ブランディングによって、
その事業がどのように役に立っているかを
わかりやすく伝えていくこと。

それが社会の人々に伝わることによって、
幸せを感じられる人が増えていく。

これが良い仕事をしていても、世の中にちゃんと伝わっていなければ
幸せを感じられる人は増えません。

だからこそ、ブランディングが大切なのです。

ブランディングは、想いを社会に届け、
幸せを感じられる人を増やすことができる。

これが、ブランディングがCSRにつながる側面を持つ理由なのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
もし興味がございましたら、わたくしの会社の方のブランディング実績も
ご覧いただけると嬉しいです。



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