UPDRS Part IV 4-6

UPDRS Part IV 4-6  痛みを伴うオフ状態のジストニア

【引用開始】
4.6 痛みを伴うオフ状態のジストニア
評価者への指示:運動症状の変動を有する患者では、オフ発現の何割ぐらいで痛みを伴うジストニアがみられるかを明らかにします。評価者はすでにオフ時間が何時間かは知っています(4.3)。それらの時間のうち、どのくらいの時間ジストニアを伴っているかを明らかにし、パーセンテージを計算して下さい。もしオフ時間がない場合には0に印を付けます。

患者[および介護者]への指示:先ほどの質問のひとつで、あなたは動きの悪い時間またはオフ時間、すなわちパーキンソン病の調子が良くない時間は、だいたい 時間ほどであるとおっしゃいました。では、それらの動きの悪い時間またはオフ時間において、痛みを伴う手足の筋けいれんやひきつりはよく生じますか?その動きが悪い時間の合計 時間のうち、痛みを伴う手足のひきつりが生じている時間を1日あたりで合計すると、どのくらいの時間になりますか?

0:正常: ジストニアがない、またはオフ時間がない。
1:ごく軽度: オフ状態の時間の25%以下。
2:軽度: オフ状態の時間の26~50%。
3:中等度: オフ状態の時間の51~75%。
4:重度: オフ状態の時間の75%を超える。

1. オフの時間の合計:
2. ジストニアを伴うオフ時間の合計:
3. %オフジストニア=(2/1)*100:

【引用終了】
【出典元】Official MDS Translation Copyright | Last Updated January 29, 2019© 2014 - 2019 International Parkinson and Movement Disorder Society

オフジストニア。あまり臨床上では、うかがったことはありません。正直なところ。
ですが、オフの状態で、痛みをともうようなジストニアが出現することがあることを知れてよかったです。

ちょっとUPDRS Ⅳは、これまでに書いていた症状と重なる部分がおおいのであまり、ガイドラインとの関係などと関連することができなかったです。

ただ、臨床上でみかける症状は、ほんの一部であることが良くわかりました。


それでは!

次は、UPDRSの最後です!!




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