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統計学習と疾患とストレッチのお話し

統計学習って知ってます?
自分は、なんだか、統計学のなかの1つの手法くらいに思っていました。

統計学習とは 私たちの身のまわりで起こるさまざまな現象・事柄の「確率」を自動的に計算し、整理する脳の働き・システムのことです。
参考文献
大黒達也 AI時代に「自分の才能を伸ばす」ということ https://www.amazon.co.jp/dp/4023319503/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_V7Z50DZJ1FAE9PZFMK41

ということのようです。

この統計学習は、無意識で行われていて、色々なことが起きてもいちいち身構えることなく過ごすために必要な能力です。

この統計学習ができていない状態は、とても疲れるんです。

つまり、初めて行くような場所では、次に何が起こるのかがわからないので、ずーと気を張っていないといけなくて、すっごい疲れますよね。

で、さらに、この統計学習が、進むタイミングは、予測と違うと記憶に残りやすいんですって。

通勤路の途中で、石につまづいて転びそうになって慌てた。
通勤路や通学路など毎日歩いている道で、「転ぶ」ことは、ほぼないはずです。だから何も考えずに毎日歩いています。これは脳の統計学習によって、安心な道、危険がほぼない道と認識したからです。しかし、石につまづき転びそうになったことで脳は「予測と違う」となり、記憶に残ります。すると、翌日歩くときには、「昨日はここで転びそうになったから気をつけなければ」と少し意識するようになるでしょう。

参考文献
大黒達也 AI時代に「自分の才能を伸ばす」ということ

という具合にして、統計学習とは、身のまわりに起きる現象の確率を脳が自動的計算し、それに基づいて将来を予測する能力です。
同じようなことが起こればどんどんと、その考えは強化されていきます。

なので、人それぞれの考えには結構、経験が反映されているんだなぁーって思っています。

で、なんで、こんな統計学習について説明しているかというと。。。

進む方向によっては、この統計学習により、病気というか疾患を引き起こす可能性ががあると思っています。

変形性関節症になる要因には、いくつかのことが影響していることが報告されていますが。この統計学習により引き起こされているという考えは、見かけていなくて。

まぁ、自分の仮説ではありますが。。。

変形性関節症は、メカニカルなストレスが繰り返しで起こると言われています。

この統計学習は、ヒトにはそもそも、備わっている能力で、予測と反したことが起こると学習して記憶に残りやすいという性質があることを伝えてきました。

つまり、

歩いていたりして、メカニカルなストレスが膝関節に加わった時に、膝が痛いってなったりします。

または、階段を登る時に、膝が痛いってなったりします。

その時に、どうにかして痛くない方法で歩くことを自分で発見して学習していきます。つまり、統計学習しているんです!!


痛みを避けた動作を、代償動作と言います。
本来の関節運動とは、違う動き方をしてしまうんです。

例えば、左膝が痛くなっちゃって、庇って右足で支えてびっこ引きながら歩いていたら、今度は右膝が痛くなったというやつです。

なので、何かの拍子に、関節のどこかが痛い!ってなった時に、どうすれば、この負の統計学習にならないでしょうか。

負の統計学習は、早めに対処することができれば、強化されることはないです。

そのための準備が必要になります。
それは関節がどの程度動かすことができるかをあらかじめ知っておくことが良いと思います。

どの程度というのは、関節を、動かすことのできる角度を知っておくことです。

関節を動かすことのできる角度は、筋肉の伸び具合に影響します。
他にも影響するものもありますけど。。。。
筋肉が影響する割合が大きいんです!

つまり、どの程度、関節を動かすことができるかがわかるためには、筋肉のストレッチがどれだけできるかを知るって事が大事なのでしたーーーー。

結局、ストレッチが大事ってお話しでした。

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