異議あり!祇園祭はショーであってもいい理由。
こちらのニュースをご存じだろうか?
八坂神社の宮司さんが、まった!をかけた。
プレミアム観覧席での酒提供。
ニュアンスから
プレミアム観覧席自体好ましく思っていないのが
ふつふつと伝わってくる。
そして、祇園祭りはショーではない。
れっきとした神事。立場上、こういうのは理解できるが
僕は納得していない。
なぜ、ショーであってもいいのか?
昨年、7月半ば祇園祭りの期間に京都に行くとここかしこで、
山鉾巡業の準備にお目にかかれる。
貴重な場面で、写真を撮りながらその様子を見ていた。
平日にもかかわらず、中には仕事を休んで参加している人もいるだろう。
だから、京都人の方は伝統行事は理解していし、真剣に準備をしている。
一方で、どうだろう?
今の京都はインバウンドもあり、外国人の方も多い。
そして、有名な寺社仏閣は満員御礼。
そんな様子を見ていると
ディズニーと一緒やん!って思うわけです。
寺社仏閣は、ディズニーのアトラクションと同じ。
いわば、京都の中心部は、ディズニーと化している。
と言っても過言ではない。
もう一つ。
寺社仏閣で何を感じるか?
祇園祭を見て何を感じるか?
祇園祭りの山鉾巡業を見て、外国人の方は
ミッションインポッシブルのトム・クルーズのスタント無の
アクションに思えるかもしれない。
「イッツファンタスティック!」なのだ。
それは、日本人もおそらく同じで、
そんなファンタスティックな神事がショーであるのは
何ら不思議でもない。
解決策は値上げ。
そもそものこのプレミアムシートは40万円という高値。
この値付けは正解だと思うのは
買える人しか買えない価格だということ。
40万円をおいそれと出して買える人なんて
そうとう、祇園祭りを愛しているお金を持った人。
そんな方が、はたして、祇園祭をショートしてみるだろうか?
そして、アルコールを提供するなら
プラス10万とかでオプションにするとか、
ようは、廃止にするよりも値上げにして
さらに良いお客様を選択するという施策もありというか
相すべきだと思う。
結局財源。伝統よりも財源。
なんだかんだ、財源。きれいごとよりお金。
宮司さんには、もっとマーケティングを見て欲しい。
多分それができないのは、お客様に困らないからではないか?
何をしなくても、参拝者は年中訪れ、収益にも困ってない。
お守り、御朱印なども売れる。
いわゆる、特権だと感じる。
でも、や京都全体で見ると少しでも財源確保のための
プレミアムの施策はもっと強気であってもいい。
むしろ、一席100万円とかの超プレミアムシートを設けてもいい。
それぐれいして、伝統行事を守る資金に回せば
神事であろうと、ショーであろうと楽しめる人がもっと増える。
と、まー、京都人でもない私だからこそ、
ちょっと偉そうなことを書かさせていただきました。
いずれにしても、根底にある
神事とお金とのバランスを考えるにはいいニュース。
今年ももうすぐ始まるので、楽しみにしている一人です。
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