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自分を知り、前を向くためのフレームワーク SWOT分析

こんにちは。ホワイトボックス(株)コンサルティング部の阿部です。

2021年が明けて早々、緊急事態宣言が11都府県に拡大されるなど暗いニュースから始まってしまいましたが、これもコロナを克服していくためには仕方のない措置だと理解しています。

ところで、このコロナ。中々進まなかった、日本の働き方改革という時計の針を、一気に進めるになったことは認めざるを得ません。フリーランスや副業といった多様な働き方が拡がりはじめていたなかで、こうした働き方において露見されはじめていた様々な課題。

これらについても、今後さらなる試行錯誤が繰り返されながら、より良い方向へと進んでいくことが期待されます。一方で、コロナによる景気の悪化があることは、誰の目にも明らかです。こうしたなかで、私たちはどう前向きに取り組むべきなのでしょうか。


SWOT分析で現状を可視化(見える化)しよう

急激に拡がった在宅ワーク。確かにコロナが時計の針を進めたのでしょうが、そんなに急に変われないのも人情というもの。しかし、やはり変化に対応しなければ生き残ることはできません。

自分はどこに立っているか。どこに向かうべきかは、自分で決めたいところです。そんな時に役立つフレームワークの一つに、SWOT分析があります。SWOT分析は、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字をとったもので、この4つの視点から、今の自分を振り返ってみることが有益です。


How To SWOT Analysis


まずは、上記にあげた4つの視点について、思いつくままに状況を整理していきます。簡潔に、箇条書きが良いと思います。4つの視点のそれぞれが埋まったら、次にこれをクロス集計します。

クロス集計とは、4つの視点のうち、「自分の内にある強みと弱みという内部要因」を、「自分の外にある機会と脅威という外部要因」にクロスさせて、”強みを活かして機会を拡大していく方法”、あるいは”強みを活かして脅威を克服していく方法”を考えます。

また、弱みについては、”機会を利用して弱みを克服できないか”、あるいは”弱みになっているのはどんなことが脅威になっているのか”を確認し、闘争するか逃走するかを決めていくヒントにします。

脅威や弱みは、必ずしも克服しなければならないことではないと理解しています。弱い部分があってこそ、強くなろうと思うものですし、脅威があるからこそ、身を守るための工夫と進化が行われていくものではないでしょうか。


もう少し具体的な資料を提供します

私が編集を担当しているメルマガで、SWOT分析のやり方について説明したものを掲載しておきます。

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おわりに

職業柄、上記のものは病院を事例として取り上げていますが、個人に置き換えることで十分自分を俯瞰することもできると思います。

できればこの時、自分のやりたいことは何か?自分はどうありたいか?がより明確になっているほうが、より具体的なSWOTができると思いますが、ぼんやりとしたままでも、まずは手を、そして何より頭を働かせて、そして最終的に心を動かしていくことが大切なことだと認識しています。

不確実性が高まっている時代ではありますが、見方を変えれば誰にも新たに変わる機会がきているのだと思います。

前向きに、あくまでも前向きに、とことん前向きにいきましょう。

私たちの目は前についているのですから。

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