しまなみ海道カフェ巡り#1

40年前父の転勤で、高松に住んでいた。その頃「夢の架け橋」として、20年後に瀬戸大橋が完成すると言われていたのを覚えている。小学生にとって20年後なんて夢のまた夢。
それがいつのまにか、出来てからすでに20年。
10連休を利用して、ゆっくりのんびり、しまなみ街道をサイクリングすることにした。

初心者でも(たぶん)余裕の75キロ

橋を往復するだけなら1日で出来てしまう。そんな距離感。でも、せっかく時間があるから、のんびり島巡りをしながら、一週間かけていく。行きはしまなみ海道、戻りはとびしま海道で呉まで。
尾道から船で向島へ。わずか5分、110円。この安さは驚き。どの島に行くにも、ほぼ同じ価格設定。すごいよね。
最初の橋、因島大橋。曇ってはいるけど、海の上を走る感覚に、気持ちは上がる上がる！チョー楽しい！
因島に上陸してから、今日の宿にとりあえずいらない荷物を置き、ゆめしま海道へ。

中庭のあるベーカリー

1軒目はkitchen 313 kamiyuge in 弓削島。
11:00開店。5分前に着いたら、もう何組か待っている。お、人気店なのか。
並んでいたら、地元のおばあさんが話しかけてきた。見た目70くらいになんだけど、なんと80オーバーという小ぎれいなおばあさん。お子さんが千葉の市川に住んでおり、お孫さんがGWを利用して3人のひ孫を連れて来るらしい。
こんななんでもない触れ合いが嬉しいね。
ベーグルとコーヒーを頼んだら、中庭にある縁側に通してくれた。これは！落ち着く。
ベーグルも美味しかった。値段は東京並みだけど、まあいいでしょう。

何となく立ち寄ったカフェが当たり！

弓削島一周が意外ときつく。島巡りはとにかくアップダウンが激しい。オレの人生かよ。登るときはしんどくて、気持ちはダウン。下る時は楽勝と思いきや、カーブが多いので結構気を使う。休まる時がない。
弓削島から佐島に入り、どこか休憩するとこないかな〜と思って見つけたのが、book cafe okappa 保育園をリノベして、去年開店したようです。

廊下の壁一面に本が飾ってあり、奥には和室が。オーナーのお二人も感じがよくて、超おすすめです。
旅先で雰囲気のいいお店に行くと、たいていどこかからの移住者なんだよね。これ、今の時代の大きな流れを反映しているんじゃないかな。#アドレスホッパーとして、#ADDressというサービスを利用してるけど、代表の佐別当さんが同じようなことをnoteに書いていた。
どうやってマネタイズしてるのか微妙だけど、田舎は生活費かからないので、食べる分にはなんとかなるんでしょうね。稼ぎがなくっていいなら、そういう生活もいいな。まだ借金返さないといけないから無理だけど。

カフェ巡りも楽しいんだけど、海を見ながら走るのはとにかく楽しい！しかも脇道逸れまくりなので、人も少ない。やっぱり旅は寄り道だよね。

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