ポテトサラダ問題 同世代から見た老害という生き物
先日話題になったポテトサラダ事件!?老害だ!との意見多数。全くもってその通り。同意しかない。
先日オンライン会議の際に、若い部下のチャットのやり取りを見せてもらったら、そこには、出るわ出るわ上司や役員の悪口。その中にあるワードが頻繁に使われていた。そう「老害」の文字が溢れ、踊っていた。
何通ものチャットを見せてもらったのだが、おもしろいなぁと思ったのが今回(あくまで今回の)のチャットの中でで使われる「老害」の内容がいくつかのパターンに分別されること。若い担当やグループリーダー達の思いがいくつかのパターンとして「老害」という言葉に表されること。
①単に仕事の進め方の価値観の若干の相違から重要ポイントの優先順位が異なり、衝突した結果、ある程度のわだかまりが生じ、憂さ晴らし的に愚痴としてチャット使われてるケース
②明らかに若い己が失敗したり、至らなかったことを理解しているが、指摘を受けたり、叱られたりしたことを、照れ隠し的に「老害」という言葉で自己解決してしまうケース。
③上司や役員の理不尽な要求(例:酒飲み強要:ひどいときには遠隔地まで)、老害対象が仕事をしない、できない、老害対象が一部の部下のみ依怙贔屓(昇進、昇格)させる、意味不明の押し付け行為が目に余り、実質的に被害が生じており、その老害対象人物が自覚のかけらもなく、その憤りが抑えられなくて、その「老害」ワードが乱舞するケース。
もちろん一般的に「老害」という定義はなんだろう?というのはあるのだが、今回のチャットの中身を分析すると、老害同年代として目線では、①②が比較的多多く、一時的なエモーショナルなケースとして認識されたのだが、問題は当然③に近いケース。実質被害やモチベーションの低下があらわになっている。
③のケースは、当然のことながら明らかに上位役職者に向けられるケースが圧倒的である。おもしろかったのが、役職者ではない仕事ができない年配社員には「要介護」とのワードで若手社員たちが手厚くサポートしてくれていた。仕事できない人へのいじめや「老害」と揶揄してることは意外と少なかった。数少ない事例として「老害」と言われる年配の役職無し人は個人の性格、蛮行によるところが多くを占めているようだった。
意外と新しい技術についていけなかったりやITリテラシーが低いから「老害」と呼ばれるケースは予想に反して少なかった。
まぁ、チャットの内容は正直ありきたりなのだが、興味を引いたのは「老害」とか文句を言われている輩に共通点があるところ。今までの社会人としての過ごし方や生活習慣等々かなり重要なポイントがあるのではと思いたち、まとめてみたくなりました。
同世代として、老害と呼ばれている人物の今までの行状、育ち方、世渡りを一緒に活動したことを思い出し、数人に個別にインタビューしてその人物たちの人となりを洗い出してみた。(後で述べるが、この手の人たちをインタビューするのは簡単)
複数の対象を調査していくと、その人達に共通点がいくつもあるのは正直笑えた。もつともらしいことを話すのだが、話の中身が矛盾してたり、責任回避だったり、生き様があまり尊敬できない。(もちろん賛否両論あるだろうし、こちらの生き方だって…)「老害」とは今までの人生の過ごし方、会社生活での行動、思考の形、普段の生活、夫婦生活、家族生活等々、複数の要素が重なり合い、その結果、「老害」にはなるべくしてなっている。そんな気がします。そんな老害になる要因を、また、近い将来を見据えて自戒もこめて探ってみようと思います。きづいたことや要因を少しづつこちらにupしていきたいと考えてます。
次回 洗い出した共通点を参考までに書き出したいと思います。 共通点のひとつめは 「ケチ」
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