辞めてからが肝心だろ、
「〜だろう」じゃなくて「だろ!」です。
このところ、「辞めてからその後〜」というのをよく考える。
ま、最近長らくいた会社辞めたし、死にかけて人生辞めかけた、というのもあるのだと思う。
ただやっぱり、コロナ禍以降〜この3年間の間に辞めたり死んだり引退したりでかなりの数のアーティストや社員を見てきて、なんだかやるせない思いが募っていたのは事実である。
いろいろな理由があるにせよ、みんな大抵は戻ってこない。
どうしてそうなっちゃうんかなぁ? なのである。
こと、才能あるアーティストやミュージシャンがいつの間にか消えている、とか会社を去っていた、とか事務所から独立していた、東京へ行った、とか後々、その連中が活動を再開した頃にしか事実がわからず、当然、オレらなんかにゃ上からも下からも本人からも連絡も説明もないもんだから、「あ、そうなんだ」としか割り切れないのである。
関係が切れて「ハイ、それでお終い」っていうのも当事者官同士はそれでさっぱりなのかもしれない。(おおむね、終わりっていうのは理由は何にせよネガティヴで何かしらの問題が発生したという前提での「別れ」ではありますから)
しかし、もはやそういう「割り切った関係」の時代じゃない気もするのだ。特にエンターテインメント業界は。
辞めた「その後の付き合い方」とか、関わり方とかメンタルの問題とかアフターケアとかそっちの方が今後は重要になってくるんじゃないか、なんてことばかり考えている。
まだ、はっきりと答えを書き記せないけれど、今後のアーティストとスタッフの連携関係、信頼関係の構築は、次世代のアーティストおよび音楽シーンに影響を与えると思う。(音楽学校の卒業生との関係もそうかも?)
辞めてから、辞めていった人たち、音楽を止めてしまった人たち、そんな人たちとも以後も長く続けられる関係性を維持し続けること〜それこそが戦略的であり、次の音楽シーンを構築する鍵となるのではないだろうか?
早く次に進んで、次を見つめたいのだ。今を終わらせて、
ポジティブでいこう。
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