ワクチン含めてあの時のコロナ対応は?「評価」は必要 「毒」をうまく使い感染対策をブラッシュアップへ
まだまだ残暑厳しい日本。それでも少し秋は来ていますけど、突然の雨含めて亜熱帯化するこの状況本当正直嫌になります。
コロナ対応について「評価」する番組がここ最近たてつづけにテレビで放送されました。
NHKあさイチでワクチン副反応の紹介とその保証への道筋
水曜日のダウンタウンであまりに対策が過剰だったのではという提言からの風刺
新宿野戦病院ではコロナではない新ウイルスルミナ(仮)を出して感染ウイルスへの対応と感情の動き
3つのテレビ番組であの時のコロナ対応は今思えばどうだったのかという「分析」、「評価」が一部「毒」を持ってなされました。
あさイチでは当時のワクチン接種強制「同調圧力」、副反応への医療者含めての冷たい周りの反応、そして補償への道筋の困難さなどを専門家交えてしっかり話してくれていました。以前のブログにも書いていましたが、オミクロンになって感染予防は低下したことをもう少し早く一般に広報できなかったのかと感じてます。それでも感染者の死亡を減らしたことは間違い無いんですけどね。
もちろんNHKですから「毒」はほとんどなしです。
水曜日のダウンタウンでは当時と同等、そしてより誇張した感染対策を行い、それにとまどう出演者を見て笑いをとるといういわゆるドッキリ趣旨。スポンサーの言うことには逆らえないというテレビ界のしきたり含めて水曜日のダウンタウンらしいなかなかの「毒」です。
そしてこの「毒」に真面目な医クラたちは当然反発しまくりです。まあ当時医療者たちは自分の命を犠牲にして行動していたのですからそれをバラエティとはいえここまで小馬鹿にされる事への反応は正直気持ちはわかります。
そして新宿野戦病院。おちゃらけながらも、病院の不正請求、不可抗力で感染させた事への後悔、そして運が悪ければ家族が死ぬという現実をみせ、個人的にはいいまとめかただったのかなと思いました。
最終回では医療者の本質を表し、クドカンの毒はちゃんと意味があると感心しました。
最後のサザンはそれこそ昔でいうお約束。最高です。
私的にはこのような「評価」をすることはとても大切なことだと思っています。そしてその「反省等」から対策をブラッシュアップしてもらうことを国に望みます。それこそ感染対策を提言する医療者、官僚たちは「毒」を持つ今回の番組を分析しておきましょう。
対策に対する理由の説明、ウイルス、環境の変化に対応する柔軟性とその広報、そして一番大切なこと、運が悪ければ自分の家族の命が無くなるということを考えできる限り過剰ではない対策をしていくことだと思っています。
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