知らない会社の株は買わない!伝えたいことを伝える前に、知りたいことを伝えなきゃ知ってもらえません 2 アルファ・ファンクション 栗本義丈 2023年3月14日 12:36 東証が、PBR1倍割れ企業に、改善を促すなど、株価を意識した経営が求められていますその解決策の一つとして、私が実践しているコーポレートPRが役立つと思い、多くの方に知ってもらうため、動画をつくりました是非ご覧いただき、コーポレートPRを広めるご支援をお願いしたいと考えています具体的には、皆様のお知り合いやお客様、皆様やお知り合いが主催するセミナーでお話しさせていただけると嬉しく思いますもちろん、GIVE & TAKEは心得ておりますので、詳しくはご連絡くださいkurimoto@alpha-function.jp【考え方の前提】市場区分の見直され上場維持の経過措置が2025年3月に迫ったこと同時に、PBR1倍割れが継続しているなど、明らかに改善が必要な会社に対して、具体的な改善が要請される可能性が高まったことなど株価を意識した経営が余儀なくされています【上場企業の評価】株価を決める要因は、一つではなく、様々な思惑で決められますが、主に、1.業績2.資本政策3.配当政策が直接的には関係すると思います一方で、4.非財務情報(企業のビジョンやビジョンの実現に向けた戦略など)が株価に影響する場合も少なくありません【非財務情報の認知】プロの投資家は、数値で示される情報は、常にウォッチしていると思いますし、個人投資家であっても、情報をスクリーニングすることで、探さずとも知ることはできますしかし、非財務情報は、アナリストがフォローしている企業ならウォッチされますが、そうでない企業は、ほとんど知られることはありません※機関投資家がフォローする企業の規模は、時価総額1000億円以上であると言われており約800社あります。残り3000社以上の上場企業は、アナリストのフォローがほとんどの場合ありません名前すら知られていない企業も少なくないと思います上場維持の経過措置に抵触する企業も、PBR1.0倍割れが継続し、経営改善が必要と思われている企業の多くも、時価総額が1000億円に満たない、中小型企業が大部分を占めています【IR活動の優先順位】多くの中小型企業は、ビジョンや戦略などの非財務情報を、外部のコンサルタントを使うなどして、多くの手間とお金をかけて策定していますにもかかわらず、それを知ってもらう機会がありません知ってもらえれば、もっと評価してもらえるかもしれないにも関わらず、知ってもらえない企業がたくさんあるのが現実です知ってみると、素晴らしいビジョンや戦略をお持ちの会社はたくさんあります。しかし、認知度が低く、評価にまで至っていないこのような、あまりにもったいない状態が、多くの中小型企業で起こっている現実ですならば、何をおいても、まずは会社を知ってもらうことの優先順位を上げるべきです【中小型企業の想い】社名と事業が一致して覚えてもらっていない上場企業であることすら知られているのだろうか決算説明会をしても、投資家と言われる人が来てくれない割安なのに株価は上がらないし、出来高も増えないこう感じている企業は、本当に多いと感じていますなぜか、それは上場企業である前に、企業としての認知度が低いからだと考えます【コーポレートPRの効果】知ってもらうことは簡単ではありません時間をかけずにPRするとなると多額の費用が掛かります一方で、web2.0が浸透し、SNS等、やろうと思えば、安価に情報発信ができる時代にはなりましたテレビCMや新聞広告に比べ、少し時間がかかりますが、相当安い費用で認知度を高めることはできますし、やりようによっては有料媒体よりも末永く知ってもらうことができます今回は、株式市場での評価を中心の話でしたが、潜在顧客に知ってもらえれば、売上が増えます求職者に知ってもらえれば、優秀な人材が採用できるかもしれません企業が社会に認知されていけば、社員満足度が上がります社員のご家族にも喜んでもらえます いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ブランディング #ビジョン #株価 #デジタル化 #PBR1倍割れ #市場区分 2