アルファ・ファンクション 栗本義丈

アルファ・ファンクションの栗本です。ブランディングとIRを組み合わせた企業価値創造メソッドを提唱しています 知る人ぞ知る優良な会社の”意思”を多くの人に知ってもらうことで、企業価値は大きく変わります。 連絡先:kurimoto@alpha-function.jp

アルファ・ファンクション 栗本義丈

アルファ・ファンクションの栗本です。ブランディングとIRを組み合わせた企業価値創造メソッドを提唱しています 知る人ぞ知る優良な会社の”意思”を多くの人に知ってもらうことで、企業価値は大きく変わります。 連絡先:kurimoto@alpha-function.jp

マガジン

  • 知らない会社の株はだれも買わない

    株価を上げたいと思っている企業(経営者)のために、実際にやっていることを書いていきます

  • スマート社会をつくる企業こそ日本を託せる産業だ

    スマート社会をつくる企業か使う企業にならないとこれからの10年は生き残れない まずはこの業界を盛り立てていくことが日本の未来を決めることになる。 ここで失敗すれば、10年後の日本は先進国から陥落しているかもしれない これから仕事を選ぶ人はこの業界を選んだ方がいい

  • 2020年企業がやるべきこと

  • 企業価値を増やす「ブランディング+IR」

    中堅企業が企業価値を向上させるためにはIR活動だけでは差別化できない 差別化するには、知ってもらうための活動、ブランディングを組み合わせた方が効果的

  • 世界最速の原付のはなし

    Super Minimum Challenge(略してSMC)は、日本の製造業者さんとエンジニアさんが、Made in Japanの技術力をもって、無謀にもユタ州の塩の湖で、原付エンジンの世界最高速を目指す、プロジェクトです お金も時間もない中、中年のおっさんが頑張っています 私も少し関わっているので、事あるごとにnoteにまとめようかと思っています

最近の記事

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知らない会社の戦略なんて誰も知りたいと思わない!知ってもらってなんぼの自社評価

四半期に一度はきちんと決算短信を出してるし、年に二回は決算説明会もしている、問い合わせがあればきちんと回答もしている 売上げや利益が大きく増えることはないけど、業績は安定している 中期計画も開示しているし、目先の方針も説明している 配当も他社並みには出しているのに、株価が上がらない 上がらないどころか、PBR(株価/一株あたり純資産)は1倍を超えない こんな悩みを持つ上場企業は少なくありません ていうか、おそらく、全上場企業の半分くらいがそうなんだと思います ※2023年

    • バカの壁に打ちひしがれた日

      僕が糖尿と診断され、もう10年以上経ち、この病院の糖尿外来に3ヶ月に一度通っている 数値は安定していて、体調は全く問題ない とはいえ、糖尿から派生する病気が怖いので、年に一度は眼科等で検査をする で、今日、内科の先生に、その旨伝えたら、内科の問診のあと、眼科に予約入れてくださいといつものように言われた 眼科に行って予約お願いしたら、最後の受診から半年以上経つとその場で予約できないと言われた はぁ〜? 今までそんな事言われたことないし、内科の先生から予約入れてくださいと言

      • 安い株価の会社は要らない(株価重視の経営)

        玉石混交の上場企業 2022年4月、東京証券取引所は上場市場の区分を、従来の一部、二部、マザーズ、JASDAQの4つの市場から、プライム、スタンダード、グロースの3市場に変更しました その理由は、各市場区分のコンセプトが曖昧であり、多くの投資者にとっての利便性が低いということと、当時の市場区分では、上場会社の持続的な企業価値向上の動機付けが十分にできていなかったからです   たとえば、東証一部はトヨタやSONYのようなエスタブリッシュな大企業から、時価総額が100億円程度

        • 還暦すぎたおじさんが、Made in Japanの技術で原付バイク世界最高速度に挑むSuper Minimum Challenge 2023

          米国ユタ州のボンネビルソルトフラッツで毎年8月に開催される100年以上の歴史を持つ、AMA(全米モーターサイクル協会)、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)公認の世界最高峰の最高速度認定競技会、ボンネビルモーターサイクルスピードトライアル(BMST) 世界中のライダーが最速を競うこの一大イベントに、今年も近兼拓史さんが挑みます 想像を絶する過酷な環境下でのレース BMSTは、日本では(万人が知っているわけではない))知る人ぞ知るイベントですが、アメリカでは超有名なレース

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          知らない会社の株は買わない!伝えたいことを伝える前に、知りたいことを伝えなきゃ知ってもらえません

          東証が、PBR1倍割れ企業に、改善を促すなど、株価を意識した経営が求められています その解決策の一つとして、私が実践しているコーポレートPRが役立つと思い、多くの方に知ってもらうため、動画をつくりました 是非ご覧いただき、コーポレートPRを広めるご支援をお願いしたいと考えています 具体的には、皆様のお知り合いやお客様、皆様やお知り合いが主催するセミナーでお話しさせていただけると嬉しく思います もちろん、GIVE & TAKEは心得ておりますので、詳しくはご連絡ください kurimoto@alpha-function.jp 【考え方の前提】 市場区分の見直され上場維持の経過措置が2025年3月に迫ったこと 同時に、PBR1倍割れが継続しているなど、明らかに改善が必要な会社に対して、具体的な改善が要請される可能性が高まったことなど 株価を意識した経営が余儀なくされています 【上場企業の評価】 株価を決める要因は、一つではなく、様々な思惑で決められますが、主に、 1.業績 2.資本政策 3.配当政策 が直接的には関係すると思います 一方で、 4.非財務情報(企業のビジョンやビジョンの実現に向けた戦略など) が株価に影響する場合も少なくありません 【非財務情報の認知】 プロの投資家は、数値で示される情報は、常にウォッチしていると思いますし、個人投資家であっても、情報をスクリーニングすることで、探さずとも知ることはできます しかし、非財務情報は、アナリストがフォローしている企業ならウォッチされますが、そうでない企業は、ほとんど知られることはありません ※機関投資家がフォローする企業の規模は、時価総額1000億円以上であると言われており約800社あります。残り3000社以上の上場企業は、アナリストのフォローがほとんどの場合ありません 名前すら知られていない企業も少なくないと思います 上場維持の経過措置に抵触する企業も、PBR1.0倍割れが継続し、経営改善が必要と思われている企業の多くも、時価総額が1000億円に満たない、中小型企業が大部分を占めています 【IR活動の優先順位】 多くの中小型企業は、ビジョンや戦略などの非財務情報を、外部のコンサルタントを使うなどして、多くの手間とお金をかけて策定しています にもかかわらず、それを知ってもらう機会がありません 知ってもらえれば、もっと評価してもらえるかもしれないにも関わらず、知ってもらえない企業がたくさんあるのが現実です 知ってみると、素晴らしいビジョンや戦略をお持ちの会社はたくさんあります。 しかし、認知度が低く、評価にまで至っていない このような、あまりにもったいない状態が、多くの中小型企業で起こっている現実です ならば、何をおいても、まずは会社を知ってもらうことの優先順位を上げるべきです 【中小型企業の想い】 社名と事業が一致して覚えてもらっていない 上場企業であることすら知られているのだろうか 決算説明会をしても、投資家と言われる人が来てくれない 割安なのに株価は上がらないし、出来高も増えない こう感じている企業は、本当に多いと感じています なぜか、それは上場企業である前に、企業としての認知度が低いからだと考えます 【コーポレートPRの効果】 知ってもらうことは簡単ではありません 時間をかけずにPRするとなると多額の費用が掛かります 一方で、web2.0が浸透し、SNS等、やろうと思えば、安価に情報発信ができる時代にはなりました テレビCMや新聞広告に比べ、少し時間がかかりますが、相当安い費用で認知度を高めることはできますし、やりようによっては有料媒体よりも末永く知ってもらうことができます 今回は、株式市場での評価を中心の話でしたが、 潜在顧客に知ってもらえれば、売上が増えます 求職者に知ってもらえれば、優秀な人材が採用できるかもしれません 企業が社会に認知されていけば、社員満足度が上がります 社員のご家族にも喜んでもらえます

          知らない会社の株は買わない!伝えたいことを伝える前に、知りたいことを伝えなきゃ知ってもらえません

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          中計なんていらない

          変化の激しい時代、変化がすぐに知れてしまう時代 コロナが蔓延したことで、産業が停滞し、モノの価格、燃料資源の上昇、それに伴う物流の停滞が起こりインフレが起こっている。 そのコロナが収束しないうちに、ロシアとウクライナの戦争が起きたことで、人々の心に暗い影を落としている。 日経平均株価は今日も大幅続落。何とも嫌な気分だ 「空けない夜はない」「やまない雨はない」とは言うが、どうにも為す術がないという感じで世界中が弱ってきている 「ピンチはチャンス」逆境を絶好の機会ととら

          成長する産業を選ぶ ~スマート社会をつくる仕事に就く~

          楽に生きるということ楽に生きるというと言っているのは、仕事の選択肢として、努力の結果が報われやすいとか、稼ぎやすいとかいう意味で、仕事もせず努力もせず生きられるということではない。 ざっくりいうと、成長する業界に就職する方が、衰退する業界で働くよりは報われやすいよねという可能性のことだ。その理由は、単純に市場が大きい業界の方が仕事が多いから失業しにくいし、成長する業界は、雇用を維持する上で国としても重要だから支援も厚くなることが多い。 成長する産業を決めて国家運営をしない

          成長する産業を選ぶ ~スマート社会をつくる仕事に就く~

          2021年の仕事選び2(仕事のあるところで働くべきでしょ)

          スマート社会をつくる仕事を選ぼう次の時代を担う人が豊かな生活を送るためには、仕事のあるところで働く方が良いのは言うまでもない。わざわざ仕事の少なくなる斜陽な産業に飛び込んで苦労する必要はない。仕事のボリュームの大きくなる成長産業で働くのが一番手っ取り早いのは馬鹿でもわかること。 とはいえ、何が成長するかなんてわからないじゃないか?っていう声が聞こえてきそうだけど、成長する産業=スマート社会をつくる産業しかないでしょう。 スマート社会は、様々なデジタルデバイスが使われ、その

          2021年の仕事選び2(仕事のあるところで働くべきでしょ)

          お疲れ様です!バカの壁に挑む日本

          テレビってバカなの?毎日毎日、感染者数が何人とか、その数字自体なんの意味があるかもわからないような数字をテレビが撒き散らし、それに対して、頭の悪い国民が一喜一憂している。 もう一年以上この光景が常態化しているのを見るにつけ、あまりに虚しくなる今日このごろだ。 一年以上、この空虚な報道を見せられていると、そりゃテレビなんか見なくなるわな。10~20歳台の半数がテレビを全く見ないというニュースが流れたが、今の若い人は健全だ。毎日、くだらないワイドショーやニュース見るよりはインター

          お疲れ様です!バカの壁に挑む日本

          2021年の仕事選び1(豊かな未来をつくる)

          成長産業で働くべき理由成長する業界に就職する方が、衰退する業界で働くよりは報われる可能性が高いということはなんとなくわかるだろう。市場が成長している業界の方が仕事が多いから失業しにくいし、成長する業界は、雇用を維持する上で国としても重要だから支援も厚くなることが多い。 仕事の選択肢として、努力の結果が報われやすい、つまり稼ぎやすいのが成長産業で働くということだ。 もう一つの理由としては、今の流れのままだと、日本が今以上に相対的に貧困になると考えるからだ。親の立場としては、

          2021年の仕事選び1(豊かな未来をつくる)

          日本の未来を託す2  スマート社会をつくる鍵(2030年の暮らしを支えるもの)

          つながる時代(通信技術)2020年、日本でも5Gの時代が始まった。5Gは最大通信速度は10Gbps以上であり、4G/8G品質のストリーミング動画も難なく再生する性能を発揮する。また、遅延は1ミリ秒以下になり、タイムラグをほとんど意識することなくリアルタイムに精緻な遠隔制御が可能になる。 さらに5Gの大きな特長と言えるのが、多数のデバイスが同時に接続可能である点だ。4Gでは1回線でせいぜい数台程度の接続が限界だが、5Gでは100台以上のデバイスを1回線に接続できるようになる。こ

          日本の未来を託す2  スマート社会をつくる鍵(2030年の暮らしを支えるもの)

          日本の未来を託す1  Picture of the future(2030年のある日)

          起床午前6時、眩しい朝日に照らされ目が覚める。目覚めとともに心地よい音楽が流れる。ベッドを離れトイレを済ませシャワーに向かう。シャワーを浴びて寝ぼけた頭をすっきりさせて、挽きたてのコーヒーを飲みながらニュースを見るのがモーニングルーティンだ。 この一連の流れは、この10年で激しく進化したIoTデバイスや、DXの恩恵を受けている 光量センサで朝日を感知すると自動的に開くカーテン その日の気象や温度などにあわせて選曲された楽曲を奏でるスマートスピーカー 体温、心拍、血圧

          日本の未来を託す1  Picture of the future(2030年のある日)

          どうすりゃいいんだ!コロナ禍の今、会社がやるべきこと

          コロナ禍における会社の4つのタイプコロナの蔓延が企業業績に大きく影を落としています 従来の不況とは違い、場所や業種を問わず、ほとんどすべての企業が何らかの影響を受けています とはいえ、業種によって傷の深い浅いはあります。 一番ダメージの多い業種は、人の移動を伴うビジネスに属する業界で、観光、交通、イベント、外食、スポーツジムなどは厳しい状況がしばらく続くことは間違いのないことです。 一方で、スマート社会をつくるためのサービス、IT、デバイス製造あたりは短期的には影響を

          どうすりゃいいんだ!コロナ禍の今、会社がやるべきこと

          絵コンテのようなビジョンをつくろう!

          長期価値創造のすすめ 1長期価値創造のメッセージが重要になってきた2020年、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、海外への渡航はもちろん、気軽に外出もできない世の中が現実のものとなり、かつてないほどに経済活動は停滞しています。 一寸先は闇の時代が実際のものとなったのです。 パンデミックだけではなく、米中摩擦、環境の変化による自然災害の大型化、テロも各地で頻繁に起こっています。 そもそも企業活動はSDGsも含め長期的な視座に立った経営を行うことが是であるという風潮が支持さ

          絵コンテのようなビジョンをつくろう!

          集まらないで仕事できるようにしないと大変なことになります

          長期価値創造のすすめ 2脱3密の時代2020年4月8日零時に 、新型コロナウイルス感染症を対象に加える改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が7都府県を対象に発出され、16日にはその地域が全国に拡大した。 新型コロナウイルス感染症の、これ以上の蔓延を防ぐために、密集、密接、密閉という3密を避けた暮らし方が、日本国民全員に求められ、日本全体が巣ごもり状態にある。 全国民の60%以上が感染し抗体を有する”社会的免疫”が成立するまで、この感染症の収束は難しい

          集まらないで仕事できるようにしないと大変なことになります

          知らない会社で働きたくない!

          有名企業を目指す学生たちマイナビの就活支援企業の調査では、2020年の就職人気企業ランキングは、理系ではソニー、味の素、明治グループ、カゴメ、富士通、トヨタという錚々たる有名企業が並びます。ちょっとおもしろいなと思ったのは13位のスカイくらいでしょうか? ちなみにスカイは以前コンサルをしたことがあります。その当時は新大阪にある携帯電話の開発をしている企業で、そこそこ有名ではありましたが、NTTデータを押しのけて就職ランキングの13位に入る感じではありませんでした。 当時か

          知らない会社で働きたくない!