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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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2022年10月の記事一覧

「WXIII 機動警察パトレイバー」(2001)

パトレイバー第3作。パトレイバーも特車ニ科もほとんど出てこないパトレイバー。 クライマックスのパトレイバーと「廃棄物13号」のバトルの舞台はオリンピックを控えた?建設中の新国立競技場。

「大いなる驀進」(1960)

鉄道開業150年の日の〆めはこの映画。国鉄全面協力。 中村嘉葎雄、佐久間良子、三國連太郎、中原ひとみ。昭和35年、東京から長崎へ向かう寝台特急「さくら」を舞台にしたドラマ。三國連太郎(30代?)が若い頃の佐藤浩市そのまんま。

「警視庁物語 魔の最終列車」(1956)

1950年代のシリーズ映画。最近のお気に入り。アイドル刑事が主役の「人間ドラマ」になる前の渋くて地味な刑事ドラマ。地味なダナ家に、1950〜60年代の風俗や街の記録映画になっています。自家用車が普及する前なので鉄道が舞台になることが多いのも楽しい。今回の事件は東京着の列車の郵便車の列車強盗。

「子供はわかってあげない」(2022)

「さかなの子」の監督がこの映画の監督だと知って再見。 すべてがかわいい、「ガール・ミーツ・ボーイ」な青春映画。佳作だと思う。上白石萌歌さんという女優さんにとっての「転校生」だというのが僕の見立て。オープニング、映画を間違えたんじゃないかと思うアニメの導入部が終わると登場するのは、まんまるな萌歌ちゃんの顔。 全体に流れるいい感じなコミカルなタッチは「さかなの子」と共通。この監督の作風なんでしょうか。 「暗殺気をつけなよ」「わかった暗殺気をつける」 萌歌ちゃん演じる水泳部の美

「アストリッドとラファエル」(2019)

フランスの連続ドラマ。NHKでかかってたので途中からだけど。いいかも。 行動的な捜査官ラファエルと、子供の頃自閉症と診断された文書係アストリッド。性格も口調もくせたっぷりのアストリッドは驚くほど広い知識の塊、その知識を生かして事件をパズルのように解きほぐしていく。 アストリッドの声は貫地谷しほり。

「マイ・ブロークン・マリコ」(2022)

永野芽郁、奈緒、吉田羊、尾美としのり。楽しみにしてた作品だけどこれもよかった。高畑充希の「浜の朝日の嘘つきどもと」蒼井優の「百万円と苦虫女」の タナダユキ監督作品。この監督の作風が自分はとても好みだと分かった。 永野芽郁、綾瀬はるかや鈴木京香のラインの正統派美人女優のイメージで、高畑充希や蒼井優のような「演技派枠」の感じはなかったけどかなりイケる。 自死した親友の遺骨を強奪して旅に出る若い女性、あまりストーリーじみたもののない作品で、永野芽郁演じる主人公の心情をひたすら追うだ