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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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記事一覧

「侍タイムスリッパー」(2024)

話題の映画。評判どおりの面白くて楽しい、そしていい映画でした。 幕末の侍が現代にタイムスリップした先はなんと京都の時代劇撮影所のセットのど真ん中。タイムスリップもの定番の時代ギャップを挟みつつ。 過去からタイムスリップものだと、その人がどう現代に馴染んでいくか、また周りがどう受け入れていくかが見せ所ですが、本作では訛りの抜けない会津藩士の朴訥な誠実さがその武器となっていくところが好きです。 「カメラを止めるな!」を思い出しますがカメ止めは映画作りへの愛に満ちた作品、そして本作

「リバー、流れないでよ」(2024)

「サマータイムマシン・ブルース」再び。劇場公開でみたかったけど見れずに。ヨーロッパ企画らしい楽しい映画。 2分間をくりかえすタイムループにはまってしまった京都貴船の旅館。軽快なノリが好きです。 女将は本上まなみだけど、主人は「サマータイムマシンブルース」の河童のあいつじゃん。 「サマー…」は四国の田舎町の夏の大学のサークル部室だったけど、「リバー」は京都貴船の旅館。、楽しいライトSFコメディだけど、青春ちょっと入ってるのもリフレインされてて素敵

「ネットワークベイビー」(1990)

1990年のNHKドラマ。一色伸幸監督のツイートで思い出しました。ビデオテープに取ってたけどどっかにいってしまってYoutubeで。印象的でよく覚えていましたが今見るとまるで現代を見通しているよう。 先端ゲーム会社の開発部に移動になった若い女性。戸惑いながらも(当時の)最先端ネットワークゲームに関わっていく。ファミコンのような画像だけど描かれるゲームの世界は今で言う「メタバース」そのもの。 一度は結婚したけれど赤ちゃんを亡くした女性はゲーム世界のキャラクター(「好き」って何?

「団地のふたり」

NHKドラマ。おしゃれじゃないキョンキョンと小林聡美。良いです。 人生いろいろあったけど50歳すぎて同じ団地に一人暮らしをする幼馴染のふたり。自分にとって小林聡美は「転校生」からずっと映画を観てきてなんか中学の同窓生みたいな親しみがあるし、小泉今日子は憧れのスーパーアイドルでした。銀幕とブラウン管の向こうにいたふたりも自分と同じように歳を取ってきたリアルが感じられます。小林聡美の「かもめ食堂」以来のオサレスローライフに憧れた同年代の女性にはこの作品はどう映るんだろうか。

「ラストマイル」(2024)

満島ひかり、岡田将生。評判が大変良いので見てみましたがチョー面白かった。社会派クライム・サスペンス、かな。2時間があっという間な邦画は珍しい。 巨大EC(Amazonだよねこれ)のプライムフライデーで届く荷物が次々に爆発。巨大な配送センターに着任したばかりのセンター長満島ひかりと部下の岡田将生、そして配送業者のセンター長阿部サダヲは対応に追われるが.. 冒頭で巨大な配送センターとそこで文字通り部品として働く従業員、そして火野正平演じる配達員親子が描かれます。タイトルの示す「ラ

「攻殻機動隊SAC_2045 最後の人間」

声優田中敦子さんの訃報。素子少佐の声はもう聞けないのか。 攻殻機動隊最新作。昨年の制作記者会見で「皆さんがネットにアクセスするとき、私はいつもそこにいます」と語っていたのがなんとも。 ヘリのウイングにぶら下がってご機嫌なタチコマかわゆし。

「DEP 重大事故調査班2」

シーズン2はカナダの自動運転新幹線の大事故。クールで有能はインド系英国人女性調査官ケンドラ。今回は護送中の容疑者が事故に紛れて逃走したためFBIが絡んできます。クールだけどしぶといケンドラと一見強権的だけど優秀なFBI女性捜査官、最初は敵同士に見えたふたり、だんだんいい感じのバディになっていくのがよいです。

「ルックバック」(2024)

一時間足らずの小品ですが、ほんとうにいい映画でした。 あれこれと語るより、静かに余韻に浸りたくなる映画。

「サマータイムマシンブルース」(2005)

瑛太、上野樹里、ムロツヨシ、佐々木蔵之介。 名作とかそういう類ではないですが、なぜか夏になると見たくなる映画。 真夏のうだるようにただただ暑いサークルの部室。

「エアフォースワン」(1997)

ハリソン・フォード主演。ハリウッドらしい明快なアクション。 「エアフォースワン」は特定の飛行機ではなく、米国大統領が乗る空軍機のコールサイン。

「素晴らしき映画音楽たち」(2021)

アマプラのドキュメンタリー。映画音楽の始まりから1960年代の名画、そして007にスター・ウォーズにジョーズ、そして現代の映画音楽を、映画音楽家たちが語る。すばらしい。

「DEPERTURE 重大事故捜査班」(2019 )

すごく面白かった。大西洋上で消えた旅客機を追う、インド系女性主任航空機事故調査官。登場直前に妻と喧嘩し死をほのめかしていた機長。乗客には手配中のイスラムテロリスト。唯一生き残った女性は病院で襲われる。展開は二転三転し、一件落着かと思いきやどんでん返し。ハリウッド物でありがちな陽気で妙にうっとおしいキャラがでてこないイギリスらしいタイトでクールなドラマ。モサド、MI5もでてくる。 息もつかせぬ展開に一気見してしまいました。

「LIFT/リフト」(2024)

ルパン三世ばりにハイテクを駆使する窃盗団。金のために大量殺人も厭わない大悪党の逮捕に彼らの力を借りるインターポールの作戦は、フライト中のA380から10トンの金塊を奪うこと。これもルパンなみの荒唐無稽がたのしい。タイトルの”LIFT”はパクリとか盗みの意味らしい。

「アイス・ロード」(2023)

「マトリックス」のモーフィアスことローレンス・フィッシュバーン。アラスカの鉱山事故。閉じ込められた鉱夫たちを救うため巨大な装置を運ぶコンボイ。危険で閉鎖された凍った冬の湖の道「アイス・ロード」に挑む。コンボイネタだと「恐怖の報酬」を思い出す、古典的なシチュエーションアクションともいえるけど、余計なドラマのないタイトな感じが良い。