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映画の感想

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映画とかドラマの感想とか。
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2020年12月の記事一覧

「私をくいとめて」

のんちゃんはやっぱり「女優」です。 すっかり美人さんになったけど、「あまちゃん」の頃と少しも変わらないキラキラしたその瞳が、揺れ動く心情を細やかに鮮やかに映しだします。 橋本愛とのダイアログのシーンはあまちゃんファンにはグッとくるものが。

「カルメン故郷に帰る」

1951年、日本初の総天然色映画。「二十四の瞳」「張り込み」「放浪記」「乱れる」... モノクロで観ていた高峰秀子が、鮮やかな色彩で。70年前の映画とは思えない。高峰秀子が時代のヒロインだったことがよくわかります。 話には聞いていた軽井沢を走っていた軽便鉄道「草軽」の駅や電車がでてくるのは知らなかったので驚き。 東京にでていた「おきん」が浅間山ふもとの故郷にリリイ・カルメンとしてもどってきた。自らの仕事を「芸術」だと信じるストリッパーのおきんと、芸術を尊敬する実直そのもの

「ここは退屈迎えに来て」

青春の後にあるものは? 橋本愛、門脇麦。 すきなタイプの映画なんだな。 「何者かになりたくて」東京にでた「私」はなんとなく故郷に戻った。同級生と高校時代の憧れの椎名くんに会いにいくのだけど.. ドラマチックな展開は何も無いけど、橋本愛と門脇麦が輝いてる。

「サイレントトーキョー」

「サイレント・トーキョー」 佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子、中村倫也、広瀬アリス。 なにしろ、キャストとハチ公前の爆破シーンに全振りしてる映画なので、予告のイメージほどの大作映画ではないけど、なかなかのクライムサスペンス。まあ面白かったかな。予算が足りなかったのか後半に行くほどしぼんでいく感じは残念。ハリウッドならもう一つ二つ見せ場があるんだけどね。 いきなり事件に巻き込まれる青年はとても可哀想だけど、石田ゆり子さんをおばさん呼ばわりしたお前のことは絶対ゆるさねえ。