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ダイエットは、「じわじわ~っと」がおすすめな訳 <前編>

(2021/12/17追記 後編へのリンクを一番下に貼りました。)

こんばんは。今日もお疲れ様です。

先月末まで、いきなり始まった総選挙、つまり衆議院議員選挙に巻き込まれており、ブログの書き込みはまる1か月お休みしました。
そこで得た知見も、今月中にまとめておきたいと思っていたのですが、結局今月も諸事情で多忙にしておりまして、すっかりこちらを疎かにしておりました。
こ、今年中にはなんとか...(↑結構大風呂敷を広げてしまう発言ですが...)。

今日は、私のダイエット成功体験と失敗体験、およびそれら経験から
得られた学びを両方一気に書きます。
一気に読んで頂くには少々文量が多くなりますので、前編と後編に分けさせて頂きますけど。
で、明日も結構忙しいので、後編のアップは12月にずれ込む予定です。
申し訳ございませんm(_ _)m。

で、今回のテーマは、自己体験をもとにしたダイエットの方策、効果的な
健康の維持に関する自分の取り組みを書きます。

1.最初に<これまでの自分の体重の変遷>

最初に、35歳から現在に至る、これまでの自分の体重の変遷を、一表にしておきます。

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あ、BMIも計算値を付けましたが、一番下の2017年のデータは小数点以下を表示するのを失念しました。すみません。
念のため、値は23.0です。
右側に、グラフも付けました。
2018年から現在に至るデータは、次回後編のお楽しみです(笑)。

上記見て頂ければお判りの通り、30代後半から約20年間の私の体重は、
下限が64kg代、上限が81kg代の17kgの範疇を、激しく上下に変動して
います。
20年間に17kgより激しい増減を経験されておられる方、ぜひコメント欄で
お知らせくださいませ。

これまではずっと、ダイエットの目的、すなわち「どうやったら体重が
下がるのか」ばかりを気にしていたのですが、こうやって数値をじっくり
眺め、グラフ化してみますと、「どうやったら体重が上がらずに済むか」も考えていかないといけない、ということにしみじみと気付かされます。
「もっと早く気付けよ、自分!」と思いましたが、なかなか自分では
気が付かない、悲しい生き物ですね~、人間は。

2.13年前の成功談

最初のダイエット成功体験は、13年前に遡ります。

自分史上2番目に重たかったのは、今から16年前、当時45歳だった2005年6月の健康診断時に叩き出した(笑)、

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という記録でした(爆笑)。

当時の写真なんか、恥ずかしくて一枚も残しておりませんが、ともかくデブでしたwww。
顔は下膨れしちゃうし、お腹周りもピチピチ。

私は身長が176.1cmありますので、その時のBMI (Body Mass Index、肥満度指数)は26.1もありました。
その10年前、35歳の頃(1995年4月)は、体重70.6kgのBMIも22.8だったのに
(T_T)。

なお、厚生労働省が2015年から採用している目標とするBMIの範疇は、
ご参考までに以下の通りです。
18~49歳 18.5~24.9
50~69歳 20~24.9
70歳以上 21.5~24.9
つまり、どの年代でも、BMIが「24.9」を上回ってしまったら、その人の
体重は、「過剰」「デブ」「自己管理能力ゼロの所産」ということに
なります。

なので、45歳当時のBMIが26.1というのは、今の基準に換算して、デブ
過剰!!自己管理能力ゼロ!!!です。
あ~あ(笑)。

当時、急速にデブ化が進んだのは、以下が原因であると自分では思っております。

(一).食事時間が不規則で、食べる量も気にしなかったこと。
(二).昼も夜も、そして時には朝食までも外食で、カロリー過多だった
こと。
(三).業務上の付き合いで、外食が多くなる上に食べ歩きに興味を覚え、
美味しい料理を探しまくっていたこと。(あと、美味しいお酒もw)

それからすぐに一念発起した訳ではないのですが、やっぱりこの先メタボの
ままでは将来ろくなことはないな、と思い立ち、それから3年後の2008年、通勤帰りに新宿のジム、というか日本語ではフィットネスクラブに寄り道
して、ランニングマシーンでせっせと走り込みをしました。

学生時代に長距離走をしていたので、それが自分にとっては一番近道な
ダイエット方法でしたので。
どの位走り込んだら、どの位持久力がつくかとか、いちいち科学的に計測
なんてしませんでしたが、若い頃に体で覚えた「実感」というものが、一応ありましたので。

上記(一).~(三).の不摂生について、悔い改めようなどとは、露ほども
思いませんでした。

この走り込みがまずは功を奏して、2006年6月には体重79.7kgだったのが、
1年後には75.8kg、さらにその約1年後の2008年9月には72.0kgまで体重を
落とすことに成功しました。

ここまでで、フィットネスクラブ通いに通算20万円位使ってしまいまして、まさにライザップがまだ世に出てない頃にライザップに投資したようなものでしたが、そこで飽きて(笑)、通勤時に着替えやランニングシューズを持ち歩く生活とはおさらばしたのですが、ダイエットの効果は当時は持続して
くれて、翌2009年9月でもまだ体重は73.4kgを持続できておりました。

で、食べ歩きの方は、転職して環境は多少変わったものの、益々拍車が
かかっておりました。

81.0kgから72.0kgまで、9kgも体重を落としますと、3年かかったとは言え、
周囲からも「別人」認定してもらえます。
でも、学生時代の自分だけを知る人には、その頃の自分と比べられてしまいますので、同窓会で久しぶりに会っても、
「社会人になって、こいつやっぱり太ったな」
としか、思ってもらえないんです。
まぁでも、そう思ってもらえるって、やっぱり幸せですよね~。

3.11年前の失敗談

しかし、この幸せは、そう長くは続かなかったのでした(笑)。

転職して忙しい仕事=国会議員秘書になりましたら、忙しい割に体はそれ程使わなかったし、相変わらずあちこちの飲み会に顔出してましたので、太る要素満タン、簡単にリバウンドしてしまいました。
経験の長い人達にいちいち教えてもらわないと、ローカルルールがあまりにも多い業界ですので、致し方ありませんでしたが。←いやこれ、読み返してみると、単なる言い訳ですね(笑)。

2010年10月の健康診断で79.2kgまで戻してしまい、またもメタボ認定されてしまいました。
2年間で、7.2kg増加、ちょうど1割増しの重さになってしまった訳です。

で、実はメタボ認定されても、「それ(個人の健康)どころじゃない、今は
やらなきゃいけないことがある」と真面目~に思ってまして、東日本大震災で何度もボランティアで東北に向かう生活をしておりまして、翌2011年10月にはこのボランティア作業のおかげか、78.9kgにちょっと下げたのですが、当時のスポンサーの都合でボランティアも予算がつかなくなり、中止に
至ってしまいました。
そのためでしょう、翌2012年11月の健康診断で、遂に

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と、自分史上最も重たい体重記録を更新してしまいました(号泣。

ボランティア活動で、しこたま汗を流したと自負はしてますが、
ボランティア隊を乗せた貸し切りバスが道の駅やコンビニに立ち寄る度に
サンドイッチやらおにぎりやらお菓子類まで買い込んで小腹を満たしておりましたので、体重増加の出口戦略(体を動かしてカロリー消費に励む)は
あったものの、入口戦略(体に入れるカロリーを調整していない)でダメだった訳です。
今にして思えば。

4.8年前の奇跡談

しかし、ここで奇跡が起こります!

体重81.1kgという人生最悪の結果を出した2012年11月からたった1年後の2013年10月、またまた転職しまして、というか公職選挙法の規定に則り
国会議員秘書を辞職しまして、3か月後に某大手建設会社の営業に雇ってもらい、入社前の健康診断を受けたところ、なんと体重が、

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まで下がっておりました!
あ、調子に乗ってポップ体のフォントで書きましたが、「72.2kg」です。
たった1年で9kgの減量、ですよ!!
この間、ダイエットのダの字も考える暇もなかったのに。

これ、原因を冷静に分析すると、奇跡でもなんでもないことなんです。

この2013年は、振り返ると自分史上最悪の年でありましたが、原因の一つは、この年の都議会議員選挙に出馬したことです。

2013年の2月に急遽立候補することになり、一か月で準備して選挙のある7月上旬までの3か月間、それこそ死に物狂いで活動しておりました。

いわゆる「落下傘候補」でして、その間家族と離れて選挙区内に借りた
アパートに1人暮らし、朝夕は駅頭で3~4時間立ちっぱなし、昼間は
選挙区内に住む支援者3,000軒分の名簿を頂いて、「投票日までに全軒
訪問して直接支援を依頼する」ことにして、9割以上達成しました。
都内3市にまたがる広い選挙区でしたので、遠方は車で片道30分かかる
ところもありましたが、自転車で回った方が効率が良いので、毎日自転車で走行距離30km程、携帯のマップアプリを見ながら1軒1軒しらみつぶしに回る日々でした。
選挙まで日にちが足りないという焦りから、毎日必死で自転車のペダルを
漕ぎ、訪問先から次の訪問先まで、全力疾走の3か月を過ごしました。

支援者訪問と夜の駅頭が終わると、借りた事務所に戻って事務処理をし、
食事は朝は前日にコンビニでパンを買い、昼と夜はほぼ外食、という日々でした。
なので接種カロリーはそれほど下がってないというか、むしろ外食比率が
高止まりしていたので、接種カロリー高止まりな生活でしたが、その分
エネルギー消費が半端なく高かったため、劇的に改善したのだと思って
います。
ダイエットに気持ちを集中する暇すらありませんでしたし。
なので、これは「成功」ではなく、たまたま体重が減った「奇跡」談ですよね。

で、さらに奇跡が続いてしまいました。

そろそろ読者の皆さんもお気づきのことと思いますが、私ってば、律儀に
これまでの(と言っても35歳からの25年分ですが)健康診断の記録をずっと
手許に残しておりまして、その翌年の2014年4月の健康診断では、なんと
自分史上2番目に軽い

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を達成してしまいますた。

これは、都議会議員選挙戦を自転車で走り抜いた後に転職して入社した会社が某大手建築会社の営業で、今度はなんと自分の足で文字通り走り回ることを要求される仕事だったのです!

毎朝、ミーティングが終了するとすぐに課長の運転する社用車に乗せられ、
あらかじめ決められた営業地域の一角まで運ばれて行きます。
そこから自分の担当する地域でめぼしい家々を、一軒一軒訪問営業するの
ですが、訪問先から次の訪問先に向かうには、全力疾走してかないと時間がもったいない、という営業スタイルでした。

2005年から2008年にかけて、フィットネスクラブに通いながら大金払って
3年で9kg痩せたのに、今回は、2012年から2014年までむしろダイエットのためのお金は全く使わずに、たった2年で13kgも痩せてしまいました。

5.7年前のプチ失敗とそこからの巻き返し

時はさらに流れ、7年前の2014年8月に、現在の勤務先に入社しました。

スマホアプリの制作と販売を通じて世の中を一歩先に進めるのが事業理念な会社でして、現在はヘルスケアを主たる事業分野としております。

最初は、ヘルスケアと直接関係ない仕事が主だったのですが、最初の
数か月は活動方針とか机上で案を練ることに専念しており、これまでと
打って変わった、というより以前の環境に戻って、デスクワークが主体と
なりました。

なんのかんのと理由を作ってあちこちに出かけてはいたのですが、せっかく
68.8kgまで体重を落としたのに、翌年2015年の1月の健康診断では、75.4kgと、7kg近くも戻してしまいました。

これはいかんと焦っていましたところ、ヘルスケア部門で新事業を起こすというので、そちらのテストユーザーに社内応募させて頂いたところ、それがビンゴと言いますか、ダイエットをスマホアプリでサポートするという新規サービスなのでした。
まさに、渡りに船ってやつです。

作業は極めて簡単、おやつを含む食事をスマホで撮影し、同僚の管理栄養士さんに送る、というものです。
・・・同僚に栄養管理士さんが居る、という環境も滅多にない、恵まれた
ものでしたが。
そして、その栄養管理士さんから、ダイエットに関するアドバイスを色々ともらって、取り組みの成果を楽しく維持する、という仕組みでした。

で、テストユーザー「のぞえ」の担当になったのが、私よりも二回り位若い女性の管理栄養士さんでしたので、おじさんは真面目にせっせと食事の撮影を頑張る訳です(笑)。

送った画像から、職務柄カロリー計算もしてくれて、食べる量や食べ方、
食べる順番までアドバイスをLINEで受ける日々が続きました。
食べる量は、ダイエットするぞと意気込んで最初から量を減らし過ぎると、
体がもっと食べたいという欲求をストレスとともに貯め込むので、減らし方を工夫する、ということです。
食べ方というのは、「脳が満腹サインを受け取るまで、なるべくゆっくり
食べる事によって接種カロリーを減らしましょう」ということです。
そして食べる順番というのは、「夕食では、まず両手いっぱいの生野菜
サラダを食べましょう。サラダは量の割にカロリーが少ないので、満腹
サインを早めに脳に送ることが可能になります。」ということです。

それ以来、家での夕食は、毎回両手いっぱいの生野菜サラダを前菜として
頂くことが、社内テスト終了後も一貫して続いております。

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「え、マヨネーズかけまくりじゃん?」と思ったそこのあなた、正しい
ご指摘ではありますが、管理栄養士さんに言わせると、「マヨネーズや
ドレッシングはたっぷりかけてもカロリー的にはたかが知れているので、
ここまで無理に削らなくても、美味しく生野菜が摂れればそれでオーケー」
なんだそうです。

その代わり、昼食のお弁当は激しく指摘を喰らいました。
テスト開始前は、お弁当は二段重ねでした。

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「これではご飯の量が多過ぎます~!」と指摘され、↓こうしました。

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二段重ねを一段に削ったので、ご飯もおかずも半分の量になりました。
これ、最初のうちはとっても辛かったのですが、今ではすっかり慣れました。
その代わり、このテストユーザー期間が終了すると、朝ご飯と昼ご飯の量は
現在までその頃から増やさずに済んでますが、夕食、またたまにおやつを
食べてしまい、その分がよく身に付く生活を過ごすようになってしまいました。
テストユーザー期間中は、夕食も管理栄養士さんの「監視対象」でしたので、総量規制が効果的に効いておりました。

まとめますと、食生活は質量ともに確かに激しく変わりましたが、これで
運動も加えると劇的に体重が改善したでしょうがそれは実施せず、社内
テストとして純粋に食事管理だけでどれだけ貢献できるかを測定して
みました。

あいにく詳細データを手許に残しておきませんでしたが、2015年の1月の
健康診断で75.4kgだったのが、テスト開始時には76kg以上になっていた
のですが、それが、

無題

しちゃいました!

そして、翌2016年の健康診断で、過去最軽量の

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を達成してしまいますた。

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ (笑)

この成果は社内でも大いに盛り上がりまして、ビフォーアフターの撮影まで
してしまいましたぁ。

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着衣のままですと判りにくいかもですが、特に背中にあった肉=体脂肪が
ごっそり落ちているのがお判り頂けるかと思います。

顔の周りからも、だいぶ肉が削げ落ちてますでしょ?

成績も、業績ならば右肩上がりが嬉しいですが、減量なので、嬉しい右肩
下がりでした。

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あいにく、3か月間全体のグラフがまだ見つかってない状態でして、でも
上のグラフからでも2か月あまりで6kg以上痩せたのがお判り頂けるかと
存じます。

しかしながら、この幸せも長くは続かなかったのでした(笑)。

一番上の体重推移表の一番最後を見て頂ければと思いますが、せっかく2016年に64.7kgまで下がったものの、翌2017年の健康診断では6.7kg増の71.4kgに戻してしまいます。
典型的リバウンドですね。

実は、社内テスト終了と同時に、管理栄養士さんとのリモート二人三脚も
終了しまして、自分自身で食生活に気を付けていればよかったのですが、
それが出来ないところがあぁ人間って、てやつでした(笑)。

しかぁし、これで終わりではありません。

6,756文字もお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
続きをお読みになりたい方は、以下のリンクからどうぞ。

https://note.com/19600425/n/ne81b54abab83



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