東日本大震災を忘れない(19)-慰安旅行で茨城へ。(2)
こんばんは。今日もお疲れ様です。
最初に、大震災で亡くなられた19,729名の方々に対し、心より哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りします。
そして、とうとう行方がわからないままにしてしまった5,229名の方々に、心からお詫び申し上げます。
(数字は、いずれも以下の今年3月10日現在の緊急災害対策本部の最新情報です。)
http://www.bousai.go.jp/2011daishinsai/pdf/torimatome20200310.pdf
大震災から、9年と7か月が経過しました。
9年前の2011年6月、当時勤務していた国会議員事務所の横つながりで、私が属する親睦会の、慰安旅行に参加してまいりました。
昨日の日記の続きです。
午後になりました。
バスは、一路、茨城県の最北部を目指します。
大洗海岸近くの民家は被災して、屋根にカバーがしてありました。
宮城でも福島でも、当時同様の応急措置を施した民家はたくさんありました。
今回、被災地に初めて入った同僚は、この光景を見て、身をすくめていたと、後で聞きました。
この画像を撮影した以外の間、ほぼ爆睡してる間に大洗海岸アクアワールドに到着しました。
最初に被災状況の説明を受けます。
この駐車車に、当時は数百台の車が停まってました。
津波の一次波が到達するまでに見学客を全員高台に避難させて、ここまで波が到達したそうですが、幸い車が流されずに済みました。
そして二次波が来る前に、車を高い位置に避難させる事が出来たのは幸運でした。
お次は館内の見学です。
通常3時間かけてじっくり見学するところ、後ろの予定が詰まってて1時間しかなかったので、駆け足で見学です。
ちなみに、このさらに10年前に、幼い息子らを連れて家族連れで訪れた時は、見学に5時間以上かかりましたw
アンコウが、見えますか?
最上階からの景色。
ペンギンの仲間。
本当に走った(笑)。
バックヤードも見せてもらった。
↑↑↑マンボウの水槽を、上からみたところです。
1時間あたり1,300トンの水を濾過してるそうなので、びっくりです。
つまり、大量の電気が必要です。
震災後、ずっと電源供給がなく、自家発電の設備でだましだまし運用を続けたとのことです。
宮城の水族館と違い、魚達はなんとか無事でした。
でも、震災後、見学客が激減してて、大変困ってるそうです。
9月末までの招待券を頂きました。
大人が二人、入場無料になります。
結局渡す相手が見つからず、無駄になってしまいました。
その後、大洗海岸の魚市場に立ち寄りました。
何か買って、支援したいのだけど...。
暑かったので、生鮮食品は東京まで持って帰れません。
岩牡蠣をその場で開けてもらって、食べてる人も居ましたが、のぞえはもうお腹いっぱい。
つか、これは大分県産でしたし、岩のりも兵庫県産だったので、おっちゃんに「茨城県産はないの〜」と聞いたら、これらもやっと今月(2011年6月)からの入荷だそうです。
最後は、筑波山の麓に向かい、食事だそうです。
水族館で走り廻ったにも拘わらず、お腹全然すいてないけど…。
朝から飲み続け、昼も食べ放題に入ったので、多少運動したくらいでは消化しきれませんww
道中、バスガイドさんからの豆知識で、納豆はその昔、鎌倉幕府の源将軍に納めた豆なので納豆なんですと。
なぁんて事を呟きながら、お店に到着でございます。
つくば市内、つくば駅から車で5分です。
なんかすごいぞ。
枯山水の庭園とかもあったのですが、写真を撮る暇なく案内されて着席です。
あ、宴会場の豪華さは、上記のお店のリンクでご覧ください。
既にずらっと並べられたお料理にげっそり・・・いえいえ、レビュアー魂に火が灯りますとも!w
奥は鰆の西京焼き。
手前はお品書きに載ってませんでしたね。
手前の御造りは鮪重ね造りと湯葉の二種盛り。
奥は酢肴替りの豆腐パスタ風サラダ。
手前は座附の青ゆばとうふ。
奥の前菜は牛八幡焼きと山芋もずく、桜んぼチーズ、柳葉一夜干し、穴子ゆば鮨。
あちこち目が逝ってしまいますが、まずはこの食前酒からですね...。
右側のは名前判らず。
蒸し物は南瓜万頭庵掛け。
お椀は清水仕立ての帆立新丈。
手前のは豆富鍋に入れる薬味。
そしてこちらが温鉢の豆富鍋。おぼろ豆腐ですな。
ああ、もう下を向くのも苦しい(笑)ので、デジカメを向けて撮影したもので料理を確認です~(笑)。
揚げ物は鮎ゆば巻揚げなど。
今更気づきましたが、湯葉尽くしの会席料理ですな。
湯葉雑炊と、香の物。
季節の果物と、アイス。
この日に誕生日の人が居たので、幹事さんからのトドメのスペシャルサービスです。
お土産に、江戸崎かぼちゃを二つも頂きました。家族が美味しく頂きました。
江戸崎というのは、茨城県稲敷市の地名で、牛久市の東、霞ヶ浦の南側です。
そこで収穫されるかぼちゃを江戸崎かぼちゃというのですが、ネットで検索しても当時ヒットしませんでした。
ええ〜、通販でも売ってないの!?
今ではAmazonとか普通にヒットするし、JAのHPでも宣伝してます。
さて、1日で数kg太ったと自覚しつつ、東京に戻って解散です。(笑)
ムートン・カデが大量に残ったので、事務所に2本ほど寄付して頂きました。
被災地への観光旅行でしたが、すっかり癒されてお土産も買い、そしてまたこの翌月、気持ちも新たに被災地ボランティアへと向かったのでした。
そして、この日まで被災地に足を踏み入れたことのなかった人に、ちょっぴりの勇気も与えてくれました。
では、また明日。