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エノログについて

こんばんは。今日もお疲れ様です。

週末ですので、今日はエノログについてお話します。

エノログとは、ブドウ栽培およびワインの製造・熟成・貯蔵に関する専門家のことです。一言でワイン醸造技術管理士と呼ばれています。レストランなどで従事するワインサービスの専門家であるソムリエや、ワイン販売の専門家であるワインアドバイザーとは違い、主たる勤務地はワイナリーです。

ちなみに、あまりに知名度の低い資格名称なので、Wikipedia日本語版にはまだ掲載されてません。新語登録のチャンス♪
ちなみに、英語版のWikipediaでも、enologueという語は登録させていません。フランス語版にもイタリア語版にもありません。何語なんでしょう?

と、気になって調べたら、なんとギリシャ語でした!

上記のご説明から類推してWikipediaに戻って確認しましたら、エノログの英語はenologistのようです。この言葉自体も登録されてませんが、ワインおよびワイン醸造に関する研究を英語でOenology (enology)と呼ぶそうで、こちらが登録されていました。

ギリシャは、古くからのワイン産地のひとつですから、ギリシャ語に語源を求めるのは極めて正しいかと思いますが、それってやっぱり欧米人の感覚かな、とちょっと思いましたw

ついでながら、このnote.comにも、エノログの説明がありました~

説明を続けます。エノログはワイン製造工程における品質管理の責任者であり、フランスでは医師資格、法曹資格などと並ぶ国家資格ですが、日本ではそうでもなく、一般社団法人葡萄酒技術研究会というところが14、15年位前に始めた馴染みの薄い資格です。

国会には、超党派で結成されているワイン議員連盟があり、日本でのワインの製造を支援する組織がちゃんとありますので、そこに国家資格化をお願いするのも手ですね。
その事務局の実態は...私が代わりに運営やってあげたいくらいですがw

もちろん、「国家資格になるといきなり敷居が高くなるから、やだー」というご意見も出るかも知れません。あくまでも、実際にワイナリーで働き、日本のワインを世界に広めたいと願い人々が、どう思うか、です。

海外のトップブランドワイナリーは、如何に優秀なエノログを確保するかに腐心しています。南米のワイナリーで、米国等から著名なエノログを招いてアドバイスを受け、世界的に有名になるような銘柄を生産できるようになった事例もあります。

大事な任務です。

エノログの活躍により、美味しいワインがもっともっと飲めるようになると、嬉しいです。

では、また明日。

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