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薬局が発行する領収書が世間ずれしている件と、処方箋を出してもらう度に感じるもやもや感について

(5/27追記)
本投稿のタイトルを、「本当に、痒いところに手が届く政治とは<厚生労働省編その1>」から現在のものに変更しました。その方が、より内容を正確に反映していると思いまして。

昨日買ってきた、家族が使ってる薬ですが、見た人が見れば判るので病名を書きますと、白内障治療のための点眼薬や飲み薬、鼻に挿す薬等です。

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いわゆる保険点数が903点、ですので合計金額が9,030円。私の扶養家族の分ですので患者負担割が30%、私の勤務先が加入している健康保険組合の負担割が残り70%です。その30%の負担金が2,710円ですので、健保の負担金が6,320円になります。画像の薬はすべて30日分ですので、我が家のこの病気に対する年間の薬代が2,710円✖12=32,520円です。

薬代そのものだけでなく、これらの薬を入手するためには、医師の処方箋を発行してもらわないといけません。そのため、毎月眼科に通って、毎回1,500円程度の診療費を払います。1,500円✖12=18,000円。合計約5万円が年間この病気のために消費されます。

納得がいかないのは、7種類も薬が処方されるのですが、その7種類の薬がそれぞれいくらなのか、内訳はどこにも記載されていないということです。薬局でもし計算を間違えていたとしても、確認しようがありません。まぁ、さすがに計算は機械でやってるから間違えたりはしないでしょうが、そもそも単価入力が間違ってたら、消費者が確認する手段がありません。

納得がいかない2点目。総合病院で同じ白内障の処方箋を書いてもらうと、3か月分とかまとめて出してくれるのに、町医者の場合は、1か月に固執して、このコロナ禍の最中なのに、駅前の人混みの激しいところに毎月行かないといけない、ということです。おかしいじゃないかと、文句言ってみました。そしたら、かかりつけの町医者さんは、「審査するところで、はねられてしまうと、私が負担しなきゃいけなくなるのです」と言ってました。
その言い分も少し間違ってて、費用請求して払ってもらえない可能性がある、が正しい言い方でしょう。いや、それは単に医療業界の中でなぁなぁでやってる、ということをバラシているに過ぎませんよ。と、まではさすがに私も問い詰めませんでしたけど。でも、医療業界自体が、コロナ禍に適切に対応していない証左でもありますね。

納得がいかない3点目。その町医者さんが処方箋を出すのに、私は毎回1,500円を負担しますが、扶養家族分ですので、こちらも健保負担が3,500円。その町医者さんは、毎回10分位の作業=診察で、5,000円の報酬を手にしているのに等しいことになります。時給1,000円でバイトしている人に比べたら、30倍の報酬をもらってる計算になります。医者があこがれの職業である所以ですね。
いや、医師が報酬貰いすぎ、等と言ってるのでは決してありません。時給1,000円が、格差あり過ぎです。厚生労働省さん、最低賃金を、もっと高くしてください。

あ、最低賃金は、地方自治体毎に、議会で議決して上げていくプロセスも必要になります。←ややこしい。

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