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思い切って、流行から離れよう

195教室の生徒、年齢は実にさまざまです。
場所も、広島西十日市のアトリエ、都内のご自宅、、、と、学びたいと思う気持ちとタイミングが、一番いいところで行っています。

当初は、始めたからには“量としても増えていくこと”、を目指していたのかもしれませんが、おひとりずつの学びたいこと、装いたい気持ちを伺っていくと、どうしても“量”とは反対に動くことになります。それでいいのか、正直悩んだこともありますが、触れ合ってしまったおひとりおひとりの「こうしたい」を解決していくことは、195modèleにとって重要な課題なのではないのか、と思うようになりました。

出会うことになった「おひとり」の方の前向きな欲望を、195modèleならどうやって解決するのか。私個人としての欲望ではなく、来てくださった方の欲望を出発点に、一緒に考えながら、学びながら、作りながら、動きながら、対話しながら、ススンでいく。これは歓びなんだ、と毎回感じるからです。

最近ではその学びが、生徒発信の「ハタケヤマ手芸店レッスン」になったり、「vivre ma vie」になったり、「映画で学ぼう」になったり、195エチュード(生徒主体の発展的活動)として、カタチになってきました。

ファッションって、流行だから量なんだって、思う気持ちもありますが、『流行から離れよう』と思う気持ちもあります。

195エチュードのどの活動も、主軸は同じ気持ちで、それぞれの学びの実験の場。“個人的な幸福感”を到達点としたならば、それは他の同じではないのです。

途中段階で、「流行」と同じになることを望むシーンもあるとは思いますが、『自分で考えて動いている』という実感のもと、相談する場、学ぶ場、もあって195教室は、それでいいのだ、と思っています。今年の新たな出会いも楽しみです。

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