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近視眼になっているときにはクラシック音楽を

“今”に一生懸命なのは、いいことだ。
けれど、目先のことだけに振り回されて、結局は、悲しい気分になっているとき、クラシック音楽を聴くといい、と、ラジオから流れた曲で思いもよらないところへ連れて行ってもらった瞬間に思った。

クラシックならなんでもいいわけではなく、ちょうどその時の気分にはまったのだろうけれど。(そして、そんなに知識があるわけではない)

中世~近世、近代の初頭。
今に比べたら、何もなくて、全てが不便で。だからこそ、才能のある音楽家たちは、自分の創った音符で、未来や思考や気分が変えられたら、と思ったのではないか。

無いからこその、「自分にしか持っていない力」を出し切って。
その音符には、パワーがあって。

たくさんある、と本当に必要なモノやコトは、見えづらくなる。
視野を一気に広げてくれるクラシック音楽。
お気に入りを数曲、持っているといいのかもしれないし、
ラジオからのふとした贈り物を受け取るのもいいのかもしれない。

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