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政治のことも、携帯のことも

こんな事をいうと、自分の無知を公開するようなことなのですが。ことし4月のあたまは自分にとって、「いつもは遠くに置いておいた事柄をぐっと引き寄せる、いや引き寄せられた日々」だった。

身の回りの事はシンプルに、と思って、選んで過ごしているのが普段なのだが、そうしていると、本当は大切なのに選んでいない事柄が出てきてしまう。それでもいいや、と選んだものに熱中しているけれど、自分都合以外の理由で急にいつもは遠くに置いている事柄を勉強しないといけないことに。

そうしてみると、知らないことだらけなので、なにを知っても新鮮で。時間があっという間に過ぎていく。本当に必要なのかどうかは、もっと後にしかわからないところが、もどかしくはあるけれど。

ひとつは、スマートフォンの更新。“電話”なんて持ち歩く必要ない、と思っていたついこの間からいつの間に、この私までもスマホを持つようになって、なぜか2年という更新があって。あ、だから巷では、2年ごとに替えるのね、とようやく理解した次第。ならば、今回は知ってみようとすると世の中の見え方も、違ってきたりする。

それがちょうど、統一選挙と重なって、こういう普段しない勉強をするのも刺激になっていいものだ、と思ったのでした。

興味あることだけをすればいい、と基本的には思っているけれど、違うことを同じ自分の頭で考えるのもたまには必要なのだ、と思ったし、たまにじゃなくて、『必要』なんだ、と
思う部分十分にあったのでした。自分で選んでいるつもりでも、誰かの力に引き寄せられないように。

※この記事は195modèle公式サイト上で連載されていたコラムを再掲載したものです


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