かつて東京(江戸)にも三十三間堂がありました。

画像1 京都の三十三間堂はよく知られていますが、実は東京(江戸)にも三十三間堂があったんです。創建は寛永19(1642)年、最初は浅草にあったのですが、1698(元禄11)年に焼失、1700(元禄13)年に深川に再建されました。当時は人気スポットだったようですが、1855(安政2)年の安政の大地震で壊れてしまい、建物などはもう残っていません。
画像2 深川に再建された三十三間堂があったのは、現在の江東区富岡2丁目、富岡八幡宮にほど近い場所です。先日、たまたまその近くを歩いていて、発見。「三十三間堂跡」と刻まれた碑が立っていました。ここに、あの長い建物があったのだと思うと、ちょっとだけ歴史ロマンに浸ってしまいました。残っていればなあと思わざるを得ません。

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