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「物事を悲観的に考える」を捨てる

「ブランドになるためにゴミ箱に捨てる10のこと」の第5回目は「物事を悲観的に考える」。これをゴミ箱にポイしちゃいましょう。一度捨てても、また拾い出してくる人もいます。だから、ゴミ箱にはしっかりと蓋をしてね。

どの経営者も心が折れそうになる経験をしている

ブランドのリーダーに必要なのは「夢」です。「ミッション」「志」「ビジョン」ともいいますね。「野望」といってもいいかもしれません。言葉はどうであれ、自分たちの「在り方」と「向かうべきところ」です。
 
しかし、現実は厳しい。そう簡単には到達できません。道のりは苦労や厄介事の連続です。時には心が折れそうになり、投げ出したくなるようなこともあります。僕も「げっ」といいたくなることを、もう山ほど経験している。

恐れや不安を自ら抱き抱える人から発せられる言葉

世の中には、物事を常に悲観的に考えて、恐れや不安を自ら抱き抱える人がいます。その人から発せられる言葉(言葉でなくても雰囲気も含めて)は「難しい、しんどい、できない、前例がない、失敗する」・・・。

言葉には魂がこもっているので、気づくとその言葉に周りも感化されます。とくにブランドのリーダーがこの状態だと、マイナスしかない。一刻も早く改善するか、あるいは退場した方がいい・・・と思うのです。

気持ちを前に前にと向わせる人から発せられる言葉

反対に人生に悩みなどない(ないわけはないのですが)といわんばかりに、いつも笑みを浮かべ、驚くほど元気な人がいます。不屈な精神力を持っているのか?あるいは単に感覚が鈍いのか?・・・と思ってしまう。

先ほどと同様に、言葉には魂がこもっているので、気づくとその言葉に周りも感化されます。会社も同様です。気持ちを前に前にと向かわせているリーダーに感化され、「なんとかなるさ」という雰囲気が周りを包み込みます。

自分の状態を見つめて、「不安」と「心配」を整理する

そうはいっても人は誰しもいっしょです。悲観的な気持ちにならないわけがない。大事なのは「不安」と「心配」を整理できるかどうか「不安は得体が知れないもの」「心配はわかっているができていないこと」です。
 
いまは不安な状態なのか?心配な状態なのか?後者ならば楽観的になれます。なぜならばやればいいだけのこと。前者ならばどうするか、経験的には流れに任せること、しばらくすると得体の知れないものは消えていきます。
 

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