江戸千代紙は華やかなはっきりした色使いが特徴
仕事場近くのさんさき坂を3分ほど上ったところにある「菊寿堂いせ辰 谷中本店」。20坪ほどの店内は見ているだけで楽しい小物がいっぱいです。
江戸の粋なデザインを施した和文具、おもちゃ絵、縁起物の江戸犬張子などインテリアとして飾ってもよさそうな品々が並んでいます。
今から160年前、江戸末期の元治元年(1864)、神田元岩井町(現在の岩本町)に千代紙や錦絵の版元として創業しました。
江戸千代紙は絵師、彫り師、摺師という三工程の職人の手を経て一枚が出来上がります。
代々大切に