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71歳のお調子者

 朝の散歩で1日のエネルギーを使い尽くすと書いた。たとえエネルギーがなくなっても特段に困ることはないから、
「別にいいか?」
こう考えて、朝の散歩で疲れる日課を繰り返すうちに、慣れて、コンピュータの前に座ってゴソゴソできるようになった。用事がなければ夕方2度目の散歩もできるようになった。どうやら、脚力も増して負担にならなくなったらしい。
「そうだな。」
生徒における学校でも教師の仕事でも、はたまた、ICT支援員の仕事でも新学期や初任者の時期は疲れるのと同じだ。どうやら、長い夏休みを乗り切る目処がついた。一安心したついでに全ての仕事をリタイヤした時、慣れるために時間が必要であることを覚えておくことにする。
 散歩の仕方も思い出した。毎回、歩き始めはスピードがない。1kmを歩き終わると、すかさず微振動でAppleWatchがラップを教えてくれる。
15分(時速4km)
夏休み始めは4kmの区間ずーとラップタイムは変わらなかったのが、最近は歩く距離を5kmに増やし、後半のラップタイムは11分台か10分台になる。1kmを10分で歩くと時速5kmになる。そればかりではない。昨日の夕方と今朝の散歩は9分台に突入した。競歩のような歩き方ではなく、ラスト500mだけジョギングを行った結果である。
「徐々に走る距離を増やしていこう。」
「冬になったら、5kmか10kmマラソンに出よう。」
私は71歳をすぎても、結構「お調子者」である。


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