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報道番組

 土曜日の夜はTBS報道特集を見ることにしているけれども、3週連続で視聴できず、今日は久しぶりだった。ウクライナ特集で「在り来りの内容」かと思ったが随分と心に残った。
 包帯から血が流れ出ている兵士が数名、同じワゴンで運ばれる映像は「戦争」の現実を鮮烈に物語っていた。負傷して足を無くした兵士のインタビューとリハビリの取材は心に響き、ワグネルの投降兵のロシアに対する不満、28日間も薄暗い倉庫に300名が押し込められ人間の盾として使われた悲惨さ、子どもを誘拐し養子縁組をプロパガンダに利用し、教育して兵士として利用する様子などは大いに考えさせられた。
 最後にノーベル賞作家のインタビューで、帝国(ソ連)が崩壊して自由になったロシア人の多くは自由とは何かを理解していなかった。
「ロシアは偉大であり、決して歴史の中に埋没してはならない。」
とのプーチンの考えを報道機関は支持した。彼の考えを宣伝し反対しなかった。それを受け入れた国民にも責任がある。と踏み込んだインタビューを伝えた。
 この部分(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチのインタビュー)は正確に覚えている訳ではないから、私自身の言葉で記述しました。
さて、

  • 果たして日本人は「自由」の意味を理解しているのだろうか?

  • 日本の報道機関は「自由」を踏みにじるような愛国主義に同調していないだろうか?

  • 日本国民はその報道を単純に受け入れてはいないだろうか?


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