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私の執事?

 正月2日に書いた作文「打率」を覚えているだろうか? 
「AppleWatchでApple Payを使うためにはサイドボタンをダブルクリックしなければいけないのですがこれができない。1時間以上練習したけれども打率1割が超えられなかった。」
しかし、これは間違いでした。suicaをエクスプレスに登録すれば、AppleWatchではどこも触らずICリーダーにかざすだけで改札が通れます。これは職場のAppleWatchの先輩が教えてくれました。今朝、試したので間違いはありません。実は通れるか不安で屁っ放り腰だったにちがいありません。
 AppleWatchが家に届いて5日が過ぎました。楽しいことがいっぱいありました。共和駅から学校まで2kmとチョット。歩き始めると腕がブルブルする。覗くと「ワークアウトですか」と聞いている。「徒歩通勤もワークアウトなのか?」と聞き返したくなるが「YES」か「NO」の選択肢しかない。
「YESでいいが、歩いている途中で聞くなよ。」
独りごちても返事はない。
 電車の中ではリュックを下ろすのが最近のルールらしい。抱きしめて降車した後でリュックに手を通すと肩紐にAppleWatchが勢いよく当たる。すかさず腕がブルブル。
「転びましたか?」
「大丈夫ですか?」
どうやら時計君はショックを与えるとご主人が転んだとプログラムされているらしい。執事に聞かれれば主人は答えるのが自然の流れだから、
「大丈夫」の選択肢をタップする。こんなことが二日間で3回もあった。優秀だと言うべきか心配性と言うべきか迷うところである。まあ、今の私には介添は必要ではないから執事の設定を変えることにした。
 今日、また仕事中に腕がブルブル。
「立ち上がって、1分間は立っていましょう。」
お節介な執事が声をかける。そういえば、2時間以上椅子に座ってキーボードを叩き続けていた。健康のために立ち上がる。いい気晴らしになる。
 今まででわかっていることはAppleWatchで電話はできるがLINE電話はできない。メールもLINEのトークも見ることも送ることもできるがキーボードは無いから音声入力で行う。変換効率はいいが時計に向かって話しかけるのは人のいないところになる。スマホを出さずに決済できるから買い物にはすこぶる便利である。
 充電は就寝時間に行う。スマホの使わないアプリのGPS機能を切れば、バッテリーは1日十分持つ。
 AppleWatchの正体が見えてくると、スマホを持たずにランニングがしたくなる。だからセルラータイプがある。これはスマホがなくても月々500円でAppleWatchだけで通信できるから運動したい人、ワークアウトしたい人には便利だと言える。
 メールやLINEの通知をONにすると着信を知らせる音が鳴ってうるさいのでOFFにしているが、腕の執事がブルブルするのは誰から来たかが瞬時に分かり必要に応じてスマホで応じることができるし、AppleWatchから直接でもかけられから便利で快適です。
 ダブルクリックがなくてすごく楽です。でも、コンビニでクイックペイする時はダブルクリックが必要ですから練習しないといけません。

 電車通勤するなら欲しい。
 時計を変えたいと思っている人にはお勧めである。今のところこんな感触を持ってます。

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