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ICT支援員業務日誌「夏休みの日記」

 前回のブログに私のICT支援員に必要とされる知識もスキルも大したものではないと書いたけれど、今日は少し自慢してみよう。70歳を超えたICT支援員には大切な資質が一つあります。
「先を見通す力」
ちょっと大袈裟ですが、このまま話を進めましょう。
 新しいシステムやアプリが導入されても若ければ直ぐ使い方をマスターできます。しかし、年寄りがマスターするためには時間がかかります。
 プログラミング、インターネット、WEBサイト、クラウド・ドライブ、YouTube、スマホ、タブレット、 iPadやMacやChromebook、ロイロノートやClassroomやTeamsなどを若い先生たちより先に理解できなければICT支援員は勤まりません。最近ではリアテンダントやデジらくのようなテスト自動採点システムがあります。
 分からないところを先生に聞かれて答えることができなければICT支援員の資格はありません。若い先生たちと同じスタートラインに立ったのでは間に合いません。時間がかかってもいいから先に何がトレンドになるかを見極めて、それを使えるようにしなければなりません。
 「先を見通す力」が私にあったのかと問われれば、私の力は大したことがなかった。実はたまたま技術科の教員だったから他の先生に先駆けてコンピュータスキルを獲得して先回りができた。また、iPhoneが出始めの頃、ちょうど定年を迎えて退職金があって iPad iMacをまとめて買ったお陰でスティーブ・ジョブズの偉大さに早く気がついた。この辺りの運の良さを理解したからICT支援員の仕事で常に先生たちの先回りを心掛けてきた。だから、今のところICT支援員として勤まっている。
 私の場合は大した「見通す力」があったわけではなく、単に運が良かった。まあ、運も実力の内だと考えることにします。

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