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スマートフォンによる非注意性盲目の危険性は脳の処理の問題で視覚の問題ではありません


Noteをご覧の皆さん、スマートフォンはからだの一部となり当たり前になっていますよね?

SNSの更新をチェックしたり、音楽を聴いたり、ゲームを楽しんだりと、便利な機能が満載されていますね。しかし、スマートフォンを使いながら周囲の状況に注意を払わないことで、思わぬ危険が起こる「非注意性盲目」という現象があることを知っていますか?


「非注意性盲目」は、脳の処理の問題であり、視覚の問題ではありません。

視野の中に入っているものの、注意が向けられていないために物事を 見落としてしまう事象のことです。

何かひとつのことに集中している場合、また、特定のものに注意を向ける度合いが 高すぎるときに起こります。


「非注意性盲目」は、脳の処理の問題であり、視覚の問題ではありません。


ですから、より注意を掃わなくてはなりませんね。
 
例えば、ハンズフリーで会話しながら車を運転していると、たとえ視線は前を向いていても事故の兆候を見逃してしまうことがあります。

会話しながら車を運転していると、たとえ視線は前を向いていても事故の兆候を見逃してしまう。


それでは、実際の事例を3つ紹介します。
 

1つ目の事例は、交通事故のリスクです。

通学途中や街を歩いていて、スマートフォンをいじっている人をよく見かけませんか?
彼らは目の前の道路を見ずにスマートフォンに夢中になってしまい、周囲の状況に気づかなくなってしまいます。例えば、通りすがりの自転車や車に注意を払わず、交通事故を引き起こしてしまうことがあります。このような場面では、スマートフォンに夢中になることで注意散漫になり、周囲の状況を見落としてしまう非注意性盲目が起こるのです。

2つ目の事例は、学習効果の低下です。

みなさんは、勉強中にスマートフォンからの通知音に気を取られた経験はありませんか?
授業中、生徒たちはスマートフォンやノートパソコンを使用して授業内容をメモしたり、SNSをチェックしたりしますが、これが非注意性盲目を引き起こす原因となることがあります。例えば、先生が重要なポイントを説明している最中に、スマートフォン画面に集中してしまうため、先生の話を聞き逃し、理解度の低下につながることがあります。このように、授業中は本来、先生の説明に集中するべきですが、スマートフォンの利用により、非注意性盲目が生じることがあるのです。

画面に集中してしまうため先生の話を聞き逃し、理解度の低下    

3つ目の事例はコミュニケーションの欠如です。

スマートフォンに夢中になることで、周囲とのコミュニケーションが希薄になることがあります。例えば、レストランやカフェで食事をするとき、周囲を見渡してみるとスマートフォンをいじっている人々が目立ちます。食事は大切な時間ですが、スマートフォンに夢中になることで食事の時間が無駄に過ぎ去ってしまいます。また、友人や家族との会話もおろそかになってしまいます。このような場面では、スマートフォンに夢中になることで周囲との関係性が希薄化し、非注意性盲目が起こりやすくなってしまうのです。

夢中になることで周囲との関係性が希薄化し、非注意性盲目が起こりやすくなってしまう    

以上の3つの事例を上げてましたが、

非注意性盲目の本質を理解するできましたでしょうか。

この現象は、私たちの意識が特定の刺激に集中してしまうため、周囲の情報に注意を向けることができなくなるというものです。スマートフォンの利用などの高まりにより、非注意性盲目はより顕著になっています。

このような非注意性盲目が引き起こされる背景には、脳の情報処理における限られた注意資源や、情報過多による注意の散漫さがあると考えられています。私たちは限られた注意力を持っているため、一つの刺激に対して集中すると、他の情報を十分に処理できなくなるそうです。
注意いたしましょうね。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

皆さん いかがだったでしょうか。


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