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【パワプロ2022】ジョシュ・ドナルドソン(2022年・ニューヨーク・ヤンキース)【パワナンバー】

ジョシュア・アダム・ドナルドソン
Joshua Adam Donaldson

OAK(2010 - 2014) - TOR(2015 - 2018) - CLE(2018) - ATL(2019) - MIN(2020 - 2021) - NYY(2022 - )

奇跡をもたらす男

 あだ名はBringer of Rain、雨をもたらす男。雨男というわけではなく、歴史ドラマ好きというところで歴史ドラマスパルタカスの呼称から持ってきたものだそうだ。
 ジョシュ・ドナルドソンといえばトロント・ブルージェイズ時代を思い起こす人も多いだろう。ブルージェイズ移籍1年目にはいきなり41HRを放つ大活躍を見せ、ホセ・バティスタ、エドウィン・エンカーナシオンの3人によるクリーンナップは絶大な破壊力を誇った。3人全員が35HR110打点を記録していたのはどう考えても異常。
 ブルージェイズキャリア終盤には離脱もあり、成績も低迷。2018年シーズン途中にインディアンスにトレードされることとなったがここでも数字は上向かなかった。
 翌年ブレーブスに移籍すると打棒が復活、デッドボールを食らって激昂し、止めに入ったキャッチャーを突き飛ばして乱闘を起こしたりしながらも37HRを放ち、カムバック賞を受賞。
 ツインズに移籍した2021年にはヤンキースのゲリット・コールに対して、粘着物質の規制後ボールのスピン量が低下したことを引き合いに出し「不正投球をしていた」と名指しで批判。コールとドナルドソンの間で大揉めに揉めた。
 2022年開幕前にヤンキースにトレードされることとなり、ピンストライプのユニフォームに袖を通したが、因縁のあるゲリット・コールとはきちんと和解したことでファンも一安心。しかし今度はホワイトソックスのティム・アンダーソンの帰塁を妨害するようにタッチし、ひと悶着。さらに次のカードでは再びティム・アンダーソンに対して今度は差別的なヤジを飛ばした。次のドナルドソンの打席でキャッチャーのヤスマニ・グランダルから詰め寄られホワイトソックスは一気にヒートアップ、乱闘騒ぎとなった。終始ドナルドソンは落ち着いていたが、差別的な発言をしたことが問題となった。最近はプレー以外の部分で目立ちすぎである。

 とはいえ逆転サヨナラ満塁弾を叩き込むなど、その打棒は未だ健在。足を高く上げ逆方向へと叩き込むパワーは素晴らしいものがある。

2022年成績 .222 15HR 62打点 2盗塁

パワナンバー : 10900 81535 00491
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査定について

 完全にウホウホ長打マンになってしまいましたが、実はフライの割合はそんなに高くないというのがドナルドソンの特徴でもありますね。
 足は鈍足です。ベテランだししょうがないね。
 守備面ですが強肩はまだまだ健在。守備面でのプラスをきちんと生み出してくれます。守備能力という面においてはまだまだ主力選手ですね。特に守備範囲は素晴らしいものがあります。

広角打法

 ドナルドソンといえば広角打法、逆方向へホームランを叩き込む能力は素晴らしい。昨シーズンも4本を逆方向へ打っています。

内野安打〇

 足のわりに内野安打が多いですがさらに言うとゴロが多いにもかかわらず併殺打も13個と思ったより多くないです。前回のリゾとは逆のパターンですね。

対ストレート〇

 ストレートに対して強く、逆に言えば変化球に対して弱いというところはあります。

逆境〇、満塁男、サヨナラ男

 例の逆転サヨナラ満塁弾要素です、

送球E、エラー

 エラーの大半は送球エラーです。まあ昔から送球あんまりよくないからね。

ひとこと

 ドナルドソン、いろいろありますが僕の好きな三塁手でした。最近は要らないもめ事を起こしすぎてこう、扱いづらい感じにはなってしまっているんですが。しかも契約の問題もありますし年齢的にも不良債権になってしまっている感は否めませんね。
 好きな選手が好きなチームに来てくれたことは嬉しかったんですが……。

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