ジャイネル・ディアス(2023年 ヒューストン・アストロズ)【パワプロ2024 パワナンバー】
ジャイネル・ラダーメス・ディアス
Yainer Radhames Díaz
爆発的長打力
キャッチャーとしてはトップクラスの打力を誇る選手。もともとコンタクトスキルの高かった打者がパワーを身に着けたらそら打ちまくりますわ。肩の強さも一級品で、脚力自体もまずまずのものがあり、運動能力の高さから外野手としても起用されるなどポテンシャルはガチガチのガチ。マイナーリーグでアホみたいに打ちまくり、トッププロスペクトとして期待される逸材に。
2022年にメジャーデビューを果たすと、2023年は本格的にメジャーに定着。104試合に出場し、わずか377打席で23本塁打とホームランを量産。これだけ打てるキャッチャーがいたらそら嬉しいよなという感じだが、守備面の評価が芳しくなく代打や指名打者、一塁としての出場もあった。捕手としての出場機会は60試合にとどまり、しかも先発出場はわずか42試合で、イニングも399イニングと守備への信頼感は薄い。アストロズの正捕手はマーティン・マルドナドであったが、マルドナドの打力がどれだけ低くてもディアスには守らせられないと考えていたのだろう。
2024年はマルドナドの移籍もありビクター・カラティー二との併用をされつつも主戦捕手として起用されている。ただ懸念されていた守備面の課題が露呈し、フレーミングやリード面でマイナスを叩き出している。とはいえ打撃面の傑出度に関しては2023年と同等レベルで、守備に課題こそあれど打撃でそのマイナスを取り返す超攻撃型捕手。ただ守備が改善しなかった場合はコンバートも十分視野に入ってくる。
2023年成績 .282 23HR 60打点 0盗塁
査定について
今年も同レベルの成績残してると考えると別にキャッチャーじゃなくてもいいよなと思う反面、出塁率がアレだったりするので成績の再現性に不安がある。せめて捕手守備が平均程度になれば打撃でプラスを生み出せるので許されると思うが……。
チャンスG
得点圏打率.228、得点圏OPS.636とチャンスではアレ。
対左G
右打者ながら左相手には打率.214、OPS.620とからっきし。ただ2024年には左右別の成績がほぼ同等になった。
悪球打ち
377打席で11四球しか選んでおらず超積極的で出塁率が低い。2023年の出塁率は.308だが、2024年は.330と改善した(当社比)。
ひとこと
ドミニカ出身でめちゃめちゃに打てるし肩も強いけど選球眼が悪くて守備も怪しい……なんかゲイリー・サンチェスの香りがしますね……。ディアスは果たしてどうなるか。
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