貧すれば鈍するというけれど

今日は、アイドルの話ではありません。いや、多少は関係してくるのかな?
ま、とにかく、最近の風潮に関して感じていること。

私は、LGBDQだとか、ジェンダーだとか、表現の自由だとかいう界隈からは、少し距離を置いているのですが、男女平等・同権ではあるべきだし、貧困や障害、メンタル関係のあれこれなど、いわゆる弱者には寛容な社会であってほしいと思っています。
ということを大前提として……。

なんかねー、少数派・弱者クレームが最近過激化しているように感じているんですよ。
例えば企業や自治体が、なんらかのアニメ作品などとコラボしただけで、〇〇蔑視だ、▽▽差別を助長するー! って騒ぎだす人たちがいるでしょ?
そりゃ、クレーム付けられるほうにも、なんらかの落ち度や問題があるのかもしれませんが、企業や自治体が、差別や蔑視のために動くなんてことは考えにくいわけで、多くの場合、そのクレームは言いがかりなんですよね。

で、企業や自治体は、多くの場合、クレームがつけば謝罪して取り下げます。
でもね、でもですよ、これが重なれば、コラボイベントやキャンペーンのハードルはどんどんあがりますわな。
だって、言いがかりをつけられた時点で、自分たちは差別主義者にされてしまうわけですから。
この手のキャンペーンって、商品の売り上げを上げたい、知名度を上げたいといったまっとうな目的のために、広告宣伝費を使ってイベントするわけです。
悪意ある差別扇動でないのに、言いがかりをつけられたらたまりませんから、イベントは控えるようになりますよね。

私思うんですよ。
「出る杭は打たれる」っていうけど、その杭を打っている人間って、それこそ生産性ってありますかね?
他人のしていることにケチつけて、萎縮させて、被害者代表みたいな面してメディアに出て、クラウドファンディングで寄付を募り、自治体から補助金をせしめる?

個々の弱者には配慮して、共存していきたいんですけど、妙な団体になってくると、団体としての維持費稼ぎのためにパフォーマンスをしてくる傾向があるような気がして…シーシェパードとかもそうだったし、隣国の慰安婦団体だって、慰安婦そっちのけで私腹を肥やして問題になったじゃないですか?

まっとうな活動をしている多くの「支援団体」きちんと見極めて、ノイジーな「圧力団体」との『区別』をつけていきたいものだと思います。

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