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【お蕎麦】十割と二八、どっちが本物のなの?について結論を出しました。

お蕎麦って美味しいですよね。

蕎麦には大きく分けて2種類あります。

十割(とわり、じゅうわり)蕎麦と、二八(にはち)蕎麦です。

このことによって、どちらが本物の蕎麦なのかという論争があり、それはなんと江戸時代から続いているようです。人の心はいつの時代も同じなんですね^ ^

この記事では、十割と二八のどちらが本物の蕎麦なのかという個人的見解を書きました。
ではその前に一旦、お蕎麦のおさらいです。

【十割蕎麦】蕎麦粉100%
【二八蕎麦】小麦粉2割・蕎麦粉8割

蕎麦粉100%とは、蕎麦粉のみで作られています。蕎麦粉だけですと小麦のようなつなぎの役目をしてくれるものがないので麺が切れやすい(作るのも難しい)ですが、蕎麦粉の味をふんだんに楽しむことができます。

それもあり、一般的なお蕎麦屋さんでは二八蕎麦が多いです。
小麦粉が「つなぎ」の役目をしてくれるので、二八蕎麦はうどんのようにツルツルと食べることができます。
小麦粉が混ざることによって蕎麦本来の風味が薄まるのではというイメージもありますが、ここは打ち手の腕次第なんですよね。
なので、二八蕎麦でもものによっては十割蕎麦のように感じるものもあります。

ちなみにスーパーで売っている安価なお蕎麦は、ほとんどが小麦粉ですね。原材料名に、真っ先に「小麦粉」と表記されており、後の方に「そば粉」と載っているのが確認できるかと思います。

では本題です!

十割蕎麦派
「蕎麦粉100%こそが本物の蕎麦だ!!」
二八蕎麦派
「蕎麦はツルツルとした喉越しが命なんだ!!」

■■結論■■

さてさて、どちらの意見も解ります。
どちらも正解なのでしょう。
しかしこの記事は、そこを敢えて本来ならどちらが本物なのかを決めるために書きました。

では結論に参ります。

本物という表現をするならば、
本物は十割蕎麦でしょう!

理由はシンプルに、蕎麦粉が100%だからです。
喉越しがどうのというのは、また別の話になってしまうんですよね。

「いや、だからそういうことじゃないんだよ!」と二八派に言われてしまいそうですが、では例えば牛乳を例に挙げさせてください。

スーパーの牛乳コーナーを思い浮かべてみて欲しいのですが、そこには「牛乳」として販売されているものと「乳製品」として販売されているものに分かれていますよね。(低脂肪乳は除く)

「牛乳」は生乳100%です。
「乳製品」は何か他ものが添加してあります。

本物の牛乳は、生乳100%のほうだときっと誰しもが理解していることでしょう。更に言えば、搾りたてこそが本物ですがね^ ^

蕎麦も同じです。

蕎麦粉100%が本物なんです。

もし蕎麦粉が混ざったうどんがあったとしたら、「これこそがうどんだ!!」なんて言えませんよね。

「喉越しがあってなんぼ!!」と言うお気持ちも解るのですが、それは言ってしまえば感情論になってしまうんです。しかも喉越しを求めるなら、そうめんだってうどんだって当てはまってしまいますからね。

十割も二八もどちらもれっきとしたお蕎麦であり伝統的なものなのですけれど、本物は、本来の意味からすれば蕎麦粉100%一択になります。

プラチナにシルバーを混ぜてプラチナだと言って売れば、詐欺になります(蕎麦は詐欺ではないですけどね)。

ということで、十割とニハはどっちが本物なの?という答えは、十割ですよという、個人的見解でした。

ちなみに私も十割も二八もどちらでも!お蕎麦は大好きです(*^_^*)

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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