タフティングガンをカット→ループパイルに換装

カットパイルのタフティングガン(AK-1タイプ)をループパイルに換装してみましたのでメモ。

※換装作業については自己責任でお願いします。
※タフティングガンの調整は必ず電源を切りプラグを外した状態で行ってください。

準備するもの

・スパナ
・アーレンキー
・ドライバー
・ループパイルアタッチメント

作業内容

カットパイルのタフティングガンの下部スライダーユニットを外して、カットパイルアタッチメント→ループパイルアタッチメントに変更します。
ループパイルアタッチメントは市販品です。
※現状回復可能ですが、シャフトスパン調整等の知識が必要になります。

手順

1.下部スライダーユニットを取り外す

下部スライダーユニットをシャフトから外していきます。

下部シャフトのボルトを、レンチで外す。
下部スライダーユニットからシャフトが外れ、自由にスライドするようになります。
4つのボルトを外して、ハンドルユニットを外します。
アーレンキーで外していきます。
ハンドルと下部スライダーユニットが取り外せました。

2.アタッチメント変更

アタッチメントを変更していきます。

もともとついているカットパイルアタッチメントをループパイルアタッチメントに変更する。
ドライバーでネジを外します。
ループパイルアタッチメントをねじで取り付ける。

3.組み上げる

1、2の手順をさかのぼって、もとに戻していきます。

ループパイルアタッチメントを取り付けた下部スライダーユニットをもとにもどす。
組み上がりました。

ここで①フットポジション、②上下シャフトスパンを適宜調整します。

①フットポジションは、ニードルの穴が少し飛び出る程度にする
②アタッチメントの先端⇄キャンバススプリング、
キャンバススプリング⇄ニードルの穴
が同じから、+1〜2mmになるように、上下シャフトスパンを調節する

4.打ち込んでみる

打ち込んでみました。
ループパイルで打ち込むことができました。

慣れていないので、あまりキレイではないですが、ループパイルを打ち込むことができました。
ガンを抜くたびにハサミでパイルをカットしないといけないのが面倒ですが、カットパイルと違って失敗して一度抜いたパイルも使い回せるのがよいですね。
(でもやっぱりループパイルってパンチニードルでも作れて、パンチニードルのほうが小回りがきくので、個人的にタフティングガンでつくる旨みはあまり感じないです。)

未検証項目

ループパイルガンとの使用感の違い

ループパイルのガンを買ったことがないので、同じ使用感で打ち込めているのかがわかりません。

パイル高の調整可否

パイル高が調整できるかどうかが時間の関係で試せていません。
おそらくカットパイル同様、キャンバススプリング調整で可能だと思いますが、調整幅はカットパイルよりも狭そうです。

イベント参加のおしらせ

最後に宣伝です…。2022年6月12日(日)に実施されるアメイジング商店街V4にNeutuft-ハンドタフテッドラグ-名義で参加します。
ご興味があればご来場ください。


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