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異次元その103◉索敵隊

異次元その56の掘削、落とし穴という項目では1223西中のようにあって2西中が安全牌、1が危険牌であるなら我先に22と連打して1を通しやすそうな場を作り、誰かに1を切らせて横移動を期待しろ。と書いた。

だが、麻雀はもちろんそればかりが戦術ではない。
今回のパターンは字牌から先に切って2を切るのは後でにする。これが索敵隊。
数牌を先に切っていると安全性の高い牌が自然と増えるため誰かが押していることに気付けず、ひっそりと闇で張られて放銃になってしまうことがある。

そういった暗殺者の存在に気付くためには安全牌を増やさない字牌切りが有効。
安全牌が増えない場になるとアガリに向かっている人の切りは目立つので攻撃しようとしているのが浮き彫りになる。

しばらく様子を伺ってどこにも伏兵が潜んでいないと確認したらそこから先は細心の注意を払って横移動狙いの罠作りに方針を変える。
これが万一にも放銃してはならない時の完全な守備だ。

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