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シン・鬼十則

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絶滅危惧種、鬼十則信徒の随筆
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#カルチャーフィット

シン・鬼十則 ~それでも私は鬼が好き~

日経新聞がブルシットジョブの放逐を訴えかけたこの記事の見出し写真は電通本社ビルでした。 犯罪の総合商社みたいに報道される電通の昔の社訓「鬼十則」。電通入社前から、卒業した今でも私はこれが大好きです。出会いは高校時代。バイト代わりの金稼ぎで応募しまくっていた懸賞の一つに「学生広告論文電通賞」があり、初めて電通を、そして鬼十則を知りました。 だらだらとモラトリアム的に日常を食いつぶしていた中高時代、鬼十則の衝撃たるや、頭をフルスイングの金属バットで殴られる思いがしたことを鮮明

シン・鬼十則 ~カルチャーフィットもダイバシティも諦めない~

組織には国籍、性別、出身、宗教、人種等、様々な人財がいる状態、「ダイバシティ」が重要であるといいます。異論はありません。考え方も、コミュニティの中に色々な考え方の人がいた方がイノベーションも生まれやすいでしょう。 しかし、組織のカルチャーというか、構成員の目線までバラバラで統一されていない状態にあるとしたら、それは組織として集い、纏まっている意味があるのか疑問です。 この記事にある通り、多くの企業が採用面接でカルチャーフィットを重要視します。同じ目線・価値観で、その時々に