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漢字書字障害を補う

別のところに息子の成長・成績記録とかしてるやつを、一部変えてnoteにも記載してます↓

GCSE模擬試験Mandarin(中国語普通話)の結果が出たそうです。

これはもう、息子が何とか上手くやってるからこそ笑って言ってられますが・・ 

息子は字が書けないんや!!! 
もう十数年もやってて、全く漢字が書けない! 
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中国語(マンダリン)の試験は、リスニング/スピーキング/ライティングの3つに分かれてるそうで、息子はなんと総合点でグレード7。
修了試験としてはグレード4以上が合格なので、まあまあ良い方なんだけど、ライティングは0点だったところを他の二つがほぼ満点だったとかで、補ってのグレード7✨
良くやった👏🏻👏🏻と褒めてあげたいです!

中国語の先生、前回の面談ではCovid罹患でドタキャンされ話せなかったのだけれど、息子は自分が幼い頃に書字障害疑いが濃厚で中国語コースから外してもらった経緯を話してないそうで、この状態をどう思ってらっしゃるのか、謎(笑)。
GCSEの現代外国語ってすごく面白いなと思うのですが、イギリス人のお子さんであっても生まれ持ってのルーツに何らかの外国文化をもってらっしゃるケースは多く、また特に息子がお世話になってるようなボーディングがある私立校やインターナショナル校だと、そもそも外国籍だという生徒は多いです。そういう子たちが、自分の母国語でGCSE現代外国語をとる。勢いもう満点とるのが当たり前という子もいる。(日本語も有りますよ!)
息子の場合は、一応イギリスへ入る際の国籍関係は日本人のパスポートで申請しましたが、国へも学校へも多重国籍であることは伝えてあって、一応苗字も私の苗字と夫家の苗字を併記する形にしてあるのだけれど・・中国語の先生の認識の中で、息子を中国語ルーツのある生徒として捉えてらっしゃるのか、全くの外国人として見てるのかは謎です。中国語ルーツがあるにしてはあまりにもできない不思議な生徒の筈だし、全くの外国人にしては微妙にこなれた感が有って中華系生徒とも馴染んでいると見えるかも。

私、息子が5歳の時に、当時の学校の先生から「識字障害が漢字により強く出ているケース。中国語か英語か、読み書きの言語を絞ったほうが良い」と言われて英語を選び・・こんな、GCSEで現代外国語を中国語で選択してしかもグレード7(模試ですが)とれるような日がやって来るとは、思いもよらなかったナ!😭筆記が0点なのを、リスニングとスピーキング満点とって補ってるって、すごくないですか?? 
漢字Dysgraphyiaである息子の究極のソリューション。 語学試験でなければ、今は中華系の方々は特に多用されてますが、音声吹き込みが出来るSNSでコミュニケーションする時代だし、何なら文字起こしも出来るから手書きで書けないことは既に問題となり難い社会となって来ています。それまでの問題とは言え、息子なりの人生の乗り切り方を目の当たりにして、感動。
ほんとこういうことが有るから、ハンディキャップや困難さを抱えた人というのはそれだけで尊敬に値する何かを持ってることが有るし、実際に明暗両方の意味で、困難さを抱えていない人には出来ない経験をされてるんだなと改めて思いました。