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【3分で読める】フラットでいる尊さ。(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…体その⑭

こんにちは、HDA木戸です。

僕は、普段地元・神戸で活動しています。

昨日のお昼に、三宮(神戸で一番の中心地)へランチのデリバリーを終え、神戸市役所で人と会う約束をしていました。

すると、1Fフロアで、知人の市議会議員さんと会い、話していました。

よく、僕たちのNPOの活動に、個人で参加してくれる方です。

その市議会議員さん、非常に素敵で、個人的にも大好きな方です。

議員さんを大好きって、あんまり大きな声で言いたくありません。苦笑

でも、その方は大好きだと胸を張って言えます。

なぜかと言うと、「フラット」であることです。

議員さんの出馬している選挙区と、我々NPOの活動エリアは全く違います。

ハッキリ言って、その方の政策は詳しくは知りません。

ただ、それとは関係なく、個人的に応援するスタンスと心をもって、足を運んでくれるのです。

その、選挙という主戦場とはメリハリをつけた、フラットな姿勢というのを僕自身も大事にしています。

車イスになり、色んな方に応援・支援をいただくことが多いですが、政治的にも、経済的にも、誰のしがらみも受けずフラットでいることを重視しています。

特に、企業マンだとなおさらフラットでいることが難しいです。

まずは、会社の看板。木戸俊介の前に、「●●の木戸俊介です。」と会社のバッジをつけて話すことになりますから。どうしても、自社のスタンスが入ってきます。

会社、得意先、自分。。。

色んなパワーバランスのしがらみの中で生きていくことになります。

常にフラットな「自分」という中立な立場で物事を捉えること、意見ができるスタンスにいたいものです。

それを、NPOの運営を通して強く感じました。

利用者が増え、スタッフが増え、コミュニティになり、『絆』ができます。

絆ができるとさらに人を呼びコミュニティが大きくなっていきます。

コミュニティが大きくなると、外部環境、周りの団体・企業から様々な支援を受けられて、外部との絆ができていきます。

絆が強くなっていくと、フラットでいないとそれが『しがらみ』になります。

支援したら相手の言うことを聞かなきゃ、とか。

最初は勝手な忖度でも、どんどんエスカレートしてしがらみが絶対になっていきます。

さらにコミュニティ内でも派閥ができ、その群れの総意と違うことは発言しづらくなります。

そうなると、自由に判断したり、自分のパッションがブレていきます。

先日紹介した水野さんの本『センスは知識からはじまる』でも、良いセンスを知るためには、普通を知ることが重要だという話が出てきます。

奇抜さを感じるためにも、真ん中を知ることが重要だということです。

そういう意味でも、フラットな姿勢でいること。そして、自分のフラットがどこにあるのかを知っていることが非常に重要なのです。

では、今日はこのへんで。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。


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