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【2分で読める】フレンチシェフがコースメニューを決める際に考えること。(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…体㉛

おはようございます。

HDAの木戸です。
今、妻と子どもと、一緒に住んでいる僕の両親も含め、家族の旅行で、福岡・糸島に来ています。

なかなか、両親も一緒に旅行に来る機会も多くないので、少し背伸びして、糸島にあるテロワールというお店で、母の日のお祝いも兼ねて、みんなで夕食をいただきました。

糸島やその周辺で採れた(獲れた)食材、こだわり抜かれた食材をつかったフレンチのお店です。とても素敵なお店なので、皆さんももし良ければ是非。

シェフの日下部さんは、以前、ハウステンボスの料理長も務められていたそうです。

そんな日下部さんとお話させてもらった中で、いくつか質問させていただきました。

「フレンチのフルコースは、どんな順番、どんな風に、リストや並びを決めていくんですか?とっかかりはあるんですか?」と聞いてみました。

色んな話を通して、食材やメニューに対して糸島への想いがあふれている方だったので、コースのメニューにも、相当なこだわりがあるんだろうと感じたので、とても興味がわいて聞いてみたくなりました。

すると、日下部さんが答えてくださったのは、少し意外な言葉でした。

「その会が、どんな会かで決めます。」
とのことでした。

今日、お客さんが開いている食事会が、どのような会かで、コースメニューを決めるそうです。

その中で、自分のオリジナルとか、旬のものから、自分がおすすめしたいものも盛り込んでいかれるようです。

要するに、目的に合わせてメニューを考える。ということです。
思わず、プレゼンや仕事と同じですね。と嬉しくなって話していました。

食事の美味しさはもちろんですが、
一流の方の料理をいただきながら、お話させていただいたことで、また1つ、人生が豊かになりました。

繰り返しになりますが、とても素敵なお店なので、皆さんももし良ければ是非訪ねてみてください。

では、今日はこのへんで。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。


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